せっかく2試合見れたので感想を書いていきたいと思います。
まず欧州遠征行けよ!って思いますがそれには大人の事情があると思うので仕方ないかなと。ただ言いたいことをいくつか言います。
最近行ってないだろ!?いつも行け行け言わないからさ。
金儲けのことしか考えてないってのはどこの国でも一緒だろうしそういう批判はナンセンスかなと思うけども。
他のアジアの国がヨーロッパに行っているだけにちょっと文句を言いたくなりますね。
極東という地理的条件の悪さが憎い!
そんなわけで招待したのはブルガリアとボスニアヘルツェゴビナとデンマーク。
ブルガリアとデンマークはほとんどベストメンバーかな?
ボスニアヘルツェゴビナのほうは主力を帯同させなかったことで話題になりました。うわ日本舐められてる!って感じ。
これについては「理解できる部分」と「納得のいかない部分」の両方があります。
「理解できる」のはボスニアヘルツェゴビナは二年後、厳しいワールドカップ予選のために素早く新しいチーム作りをする必要があるということですね。
強豪国ではない日本相手にテストしたいと思うのは当然。
スペインでは難しいけど日本になら……と考えるのが普通だしもし日本が逆の立場ならそうするでしょう。
それに「主力!」と言っても果たしてそのメンバーが本当にベストなのか?という疑問もあります。
ピャニッチはおそらく絶対的でしょうけどその他は不動なのか怪しくない?
「納得のいかない」のはせめて数人は連れてこいよ!ってことです。
ピャニッチだけでも連れてこいよって感じ。
確かに日本は弱いししょぼいし全然かもしれないけどそれほど敬意を払う必要のない国か??
ドルトムントやぞ!!ミラクルレスターやぞ!!
サッカーは後進国かもしれないけどG7やぞ!?みたいな。
こういうの契約はどうなってるんでしょうか。
まあ控え組のがかえってやる気満々でくるかもしれないしね、なんとも言えないよね!
そんなわけでまずデンマーク対ボスニアヘルツェゴビナが行われました。一ミリも見れなかったけど……
クリステンセンとか見たかったんだけどなぁ。
PKでボスニアヘルツェゴビナの勝ち。主力じゃなくてもそこそこやれるし何よりやる気もある!ってのがわかってよかった。
クリステンセン見たかったけどしょうがない!ボスニアヘルツェゴビナの本気を見てやろう!あ、でもブルガリアに負けそうだなぁ(笑)と思っていました。
日本対ブルガリア
スタメンはお互いにそこそこのメンバー。
ブルガリアは3月にポルトガルに勝った!とか。強そうだし何より日本は相性悪いし……。
んで始まってみればちょっといろいろ語る気も失せるくらいのボコボコっぷり。
ブルガリアのやる気の無さ、たぶん油断もあったかと思いますが長谷部や柏木が伸び伸びとプレイしていました。おわり。
これでどうやってポルトガルに勝ったんだ……
欧州の国はわざわざ日本にきてやる気があるわけないだろ!って言う人もいますが、7失点って普通有り得ないでしょ。弱すぎ!
デンマークにもボコボコにされてたし監督の進退に関わるのでは???
この試合ほとんど見るところはありません。日本は相手が間違えた入り方をしてきたら必ず得点できるほどの力はあるのはわかっているので。例え欧州の強豪国だろうとね。
前々から得点はできるチームでしたし。伊達にヨーロッパでプレイしてねえよ!ってところを見せてくれました。
んでちょっと緩い守備が見られるのもいつものこと。
日本対ボスニアヘルツェゴビナ
日本は本田と香川無し、日本も二軍になっちゃった。
ブルガリアとは違い、ボスニアヘルツェゴビナは本気でした。
必ずボランチの長谷部と柏木にプレスをかけます。これだけで特に柏木はブルガリア戦のようなプレイができなくなりました。
ザックジャパンの時の遠藤も同じ問題を抱えていましたがやっぱり同じことか起こってしまいましたね。
Jリーグの選手でパサーは本当にここで潰されてしまいがちだ……
それでも宇佐見躍動で得点。やっぱりホームだし得点はできるんだよね日本は。
だけど直後に失点!
日本の守備なんですけどいつも「1対1で抜かれたら危ない場面」などに対して他の選手が棒立ちなのが気になります。
まあディフェンダーの能力が低いのはしょうがないと割り切ってきちんと組織的な守備をしてほしいんですけどなぜか我関せず。
それで抜かれてからうわぁー大ピンチ!ってことに。
吉田や森重が相手選手と1対1になっている、もっといえば数的同数の状態でも危機感を持ってない選手が多いです。
吉田も森重もぺぺではないのでその辺考えてほしい。
そんなこんなでハーフタイム、消されてた柏木に代わって遠藤が投入、ちょっとだけ守備強化……にあんまりなってなかったかも……。
柏木が抜けたことで左サイドへのパスがさっぱりになりましたね。やっぱり左利きのボランチを使いたくなるってのはわかる。
やっぱりザル守備が発動して逆転されてしまいました。オフサイドはとれないし当たりにもいけないしなんだかなぁ。
それから守備の緩かった長友を代えて槙野、これは理解できます。まあ前が宇佐見だし前は好きにやらせる感じかな?
と思いきや宇佐見も交代。なんだかよくわからないクラゲが投入されました。この人本来のポジションじゃないよね?
長友は守備するぞ!ってメンタルになってる時は守備できてると思うんですが、そうでもない日はザル守備になる傾向がある気がします。
結局バテバテのボスニアヘルツェゴビナに対して焦りに焦ってチャンスをふいにしていく日本。
伝統芸のQBKやサイクロンを発動させ終了です。
GK
川島
ゴールキーパーに関してはとにかくセービングが一番の人間を正GKにすべきと考えるので別に年寄りだろうと構わないと思います。
ただ東口よりもいい!かどうかは微妙だったしそこは疑問。西川よりは良さそう。
西川
可もなく不可もなく……止めろ!ってのも酷かもしれないし。
足元が上手いとかどうでもいい。
ゴールキーパーに関しては足元が上手いとかホントにどうでもいいのでセービングやハイボール処理、安定感を重視してほしいです。
DF
酒井ひろき
わかりません
酒井高徳
結構奮闘していたし集中していたと思います。スライディングもよかったし気持ちもあったし!頑張って!
吉田麻也
早くこの人をスタメンから外してくれ!毎回ミスしかしてない、でも本人もそれに対して危機感を持ってない。
とりあえずスタメンから外して奮起を促してほしいです!!
それから出場できるクラブに移籍してくれ。たまに出てはミスを繰り返していたけど……
得点感覚はすごいんだけどなぁ。
森重
まあこんなもんかな……っていうか他にいないのかもわかんないけど。
よくはないけど日本の現状しょうがないって感じ。
長友
ザル守備、もう一度引き締めてほしいです。やれるときはちゃんとやれるのだから。
MF
長谷部
この人の代わりは何年経っても出てこなさそう……本人大変だろうに。
別によかったわけでも悪かったわけでもないと思います。
二試合ともほぼ使われていて他の戦力を使っていないのをみるとやっぱり代わりはいないのかな。
柏木
間違いなくこのタイプはアジア最終予選でも苦戦する。プレスかかると前向けないし守備もよくない。
ブルガリア戦では相手が全然プレスしてこなかったので伸び伸びとボールを蹴れたけどボスニアヘルツェゴビナ戦ではそうはいかなかった。
使うならこの選手をいかにして前を向けさせるか考えたフォーメーションにしないとちょっとやる気を出してきた相手には絶対通用しないです。
開始で二三発蹴りを入れられて終わり。
でも他に日本のセントラルで左利きのパサーは1人もいないのかな??
遠藤
柏木の代わりに入ってきたものの空気。
香川
怪我が痛い!今シーズンは一皮向けた気がします。代表でもより輝いてくれるでしょう。
清武
香川と本田の代わりに中心選手として。及第点ではないでしょうか。
というかまわりがあんまり上手くないタイプに囲まれたほうが活躍できる気がする。
FW
小林悠
わからない、怪我しなかった
宇佐見
60分くらいで交代してしまった、あと10分見たかったです。
いつも60分くらいで運動量が下がって完全にバテる傾向にあったので。
シュートセンスは非凡なものを感じるけどそれだけな気もする。
浅野
なぜ90分使われたのかよくわからないです。まだまだ未熟だし。
まあ悪くはないけど良くもないよね、広島専用機の臭いがものすごい、だけど今後に期待。
広島ではサイドじゃなかったよね?
岡崎
1人だと厳しいような気がします。たぶん名前が売れてるからマークもすごいし。
まあかといって2トップとかにするのもなぁって感じ。
監督
ハリルホジッチ
未だに何がしたいのかよくわからないです。
ただ遠藤保仁が柏木になっただけで何の進歩も感じない。
こんなところでしょうか。
結局ワールドカップで惨敗したまま何も解決が見られないのが苦しい!!
攻撃面の問題
一つは「自分たちのサッカー」を徹底的に潰されると何もできなくなる、対策の対策がないんですよね。
遠藤保仁が抑えられたらパスが回らず攻撃もチグハグ、柏木が抑えられたら何もできず。
彼らのクオリティの問題もありますが、いかにして彼らを前に向かせるかってことがアジアレベルでもいつまでもできていない!
最終的に相手がバテてきたから上手くいったってことばかりです。もちろん一つの解答ではありますが。
ブルガリア戦のようにプレスゆるゆるならそりゃ活躍できるって。
守備面の問題
上にも書いたように本当にゆるゆるです。欧州や南米のトップクラスはもちろん、ACLでも球際で負けていることが多いのが日本。
パスコースを切る謎のディレイをして抜かれる、それじゃフリーも同然だろ!みたいな距離感などなど。
まあそれからしたたかさが足りないってのもあるけどそれはサッカー後進国に求めることじゃないしJリーグは20年ちょっと、年月の差はまだ覆せないでしょう。
と、まあだらだらと感想を言いましたがこの試合で最も言いたいこと、それは「ブルガリアに勝って浮かれていたんじゃないか?」ってことです!
ボスニアヘルツェゴビナは二軍だし勝てる勝てる(^∇^)みたいなメンタルだったのでは!?
僕はボスニアヘルツェゴビナは「格上」と見なしていません。例え1軍でも。(格上だろとおっしゃる方もいるかと思いますが)
でもだからって二軍が出てきて楽勝ってことは有り得ないはずです。
上にも書きましたが1対1でかわされてピンチになる、ロングボールを収められてピンチになる場面。まわりの危機感の無さを見るとどうしても疑いたくなります。
ボスニアヘルツェゴビナは2トップ残しにしてしっかりねらっていた形だと思うので。
もし対峙してるのがメッシだったら?絶対1対1では抜かれるので全力でフォローにいくでしょう。
もしロングボールの受け手がスアレスだったら?いつ裏をかかれるかわからないから徹底的に集中してマークするでしょう。
親善試合と言えどもハードなタックルの一つくらいしたと思います。
(まあ彼らクラスだったら本当になすすべなくやられてると思いますけども)
でも本当にのんびりしていた。あっさりかわされていました。それがとても残念です。
本当に油断がなかったのか、ちゃんと相手のことを見ていたのか。
日本代表はそういう面で驕りというか過信、そして無策が目立ちます。
(CFがジェコだったら逆に抑えられたかもね(笑))
以前のアジアカップでUAEにPK負けを喫しましたが(この時はアギーレ監督だったけど)この時UAEの中心選手はアフロの選手でなかなか上手かったことを覚えています。
アナウンサーも彼の名前を連呼するくらいには注目選手でした。
しかし日本は前半彼をフリーにし続けていました。マスコミレベルでもわかる中心選手をフリーにさせるってどういうこと!?
そういう選手にはとりあえず一発削りにいかなきゃ!
ワールドカップではコートジボワールのボランチを最終ラインに落とすビルドアップ方法に大苦戦して負けてしまいました。
コンフェデ杯で同じことをメキシコやブラジルにされてボコボコにされたのに学ぶことなくワールドカップでもやられていました。
それに別に特殊なビルドアップでもなんでもありません。でも完敗しました。
真剣勝負なら、というかサッカーで相手の長所を潰して短所を突くのは当然で、アジア最終予選レベルならやってくると思います。
今のように相手選手やフォーメーションのことを考えずに戦うやり方ではとても危険な気がしてなりません。
ワールドカップ出れないなんて最悪の事態は避けてくれー!
ボスニアヘルツェゴビナの二軍にホームで負けてしまったことが良い薬になることを期待したい。
あと審判のレベルも上げてくれ……オーストラリア人だったかな?
オフサイドもそうだしファール基準もよくわらかないぞ!