エデン・アザールくんはこの病にかかっている、5年間見ててやっぱりそう思うことが結構ある。
意味のないフリックが多すぎるのとドリブルのためのドリブルが多すぎる。
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自分たちのサッカー病(アザール編)
自分たちのサッカー病には様々な解釈がありますが、この場合は「選手が好き勝手動く、プレーするサッカー」です。
選手が好き勝手動く、スペースも無視する、リスクも無視する、基本戦術どころかセオリーも無視する、日本サッカーあるあるですが、アザールを見ていても当てはまるのではないでしょうか。
そこでフリックするの!?カウンターのリスクは考えないのか!?とか
ドリブルしすぎでエリア内の選手困ってるじゃん!!とか
アザールはある程度自由を与えられているので全部が悪いわけではないのですが、約束事のないこれらのプレーはかなり困ります。
モラタと合わないのかと思ったら同じフランス語のジルーとも合ってない時があるので結構勝手にやっちゃってるんじゃないかしら。
遊びたがりでそれはそれでアザールの良いところだとは思うんだけど…さすがに度が過ぎている。
トラップからすぐにシュートって形が全然ないし!シュートできたでしょう?ってところでよくわからないパスしたりドリブルしたり。
こんな意味のわからないプレーは見たことない…ああ日本サッカーで見かけるかもしれない……って思いました。
サッカーとはチームで1つの音楽を奏でることにも例えられます。アザールは自由を与えられていて他の選手は合わせていく、というやり方なのである程度の即興はいいけれどやりすぎるとみんなついていけなくなるよ。
解決法としてはとにかく1人で得点を狙う!!もっと!!頼むよアザール。チャンスメイカーでは絶対ダメ!!!とにかくシュート!!ほらペドロやウィリアンはゴラッソ結構するでしょ?
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自分たちのサッカー病(絶望の日本代表)
自分たちのサッカー病をとうとうこじらせてしまった日本サッカー。
オールジャパン!というただの差別から始まり、日本らしいサッカーなるワードを持ち出してしまった。日本らしい学閥体質、イジメ体質やね。本当に酷い話である。
「なぜ一度も"ヴァイッド、問題があるぞ"と言ってくれなかったのか」
これに尽きます。コミュニケーションをとらなかったのは協会です。親善試合だから事前に言ってくれなきゃ全力で勝ちにいくことはしません。マリウクライナ戦を解任デスマッチに設定すべきだった。
一言言えば、あとは協会の権限で首にしても何の文句もなかった。
オーストラリア戦は解任デスマッチだったんだと思います。まあ公式戦、大事なワールドカップが懸かっているので自然な流れというかノルマなので。
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サッカー協会に中身を評価できる人が1人もいない
ハリルホジッチへの批判は各方面からたくさんありました。首を切りたいのならどうとでも理由を付けて解雇することもできたはずです。でもしなかったのはおそらくこれ。
サッカー協会にサッカーの中身について評価できる人間が1人もいないのだと思われます。中身といっても特に深いことを言う必要もないです。
いっくらでも難癖付けてオマエのサッカーはダメだと言えるんです。つまんないからクビだって世の中にはあります。
でもそんなことすらもわからないしできない、だから何となくクビにしたい→そうだ!コミュニケーション不足を理由にしよう!とこんな馬鹿げた判断をしてしまうんだと思います。
「俺たち(の派閥)は手数をかけたパスサッカーで育成から一貫した方針でやっていくからお前じゃダメ」
こんな説明だとしても"コミュニケーション不足"なんかよりは千倍納得できる、でもこれすら言えない、こんなこともわからないんだ。日本サッカー協会は。
これは必読!
ハリルホジッチ前監督・独占インタビュー(ブラディミール・ノバク/Vladimir Novak) - ロシアワールドカップ特集 - スポーツナビ
記者会見も見てて思いましたが、偏屈なジジイなんだと思います。この記事の中でもブラジルには2点とってるとか言ってます。まあそんなもんです。他にも盛り盛り盛ってます(笑)
コートジボワールでは24戦無敗だったのに1試合負けただけで首になった!と言っていましたが、その1試合はアフリカネーションズカップで公式戦だったりしますし…
でも俺はこんなにすごいんだ!って言える、そういう人でなければ世界で監督は勤まりませんからね。
最も伝えたいこと、ハリルホジッチが言いたいのは「サッカーの部分以外でクビにされた」ということです。
コミュニケーション不足というのは表の理由で単純に能力不足だから首を切ったんだ、と言う人もいますが、そんな理屈は通用するのでしょうか。はっきりと理由を言わなきゃ不誠実です。
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日本らしいサッカー、日本人に向いているサッカーとは?
ハリルホジッチはこのインタビューの中で次のように語っています。
プレースタイルは選手の性質に依存する。日本人は背が低いが敏捷(びんしょう)性に長けているので、速くて爆発的なプレーが可能だ。100本のパスはゴールまでのプレーを遅らせるだけだ。相手ゴールを危険にさらすためには、速い動き出しこそ必要なのだ。
ハリルホジッチはこのスタイルが日本人に適していると考えていました。まあハリルホジッチが持つ戦術の中で行われるものでハリルホジッチの考えにすぎません。間違っているかもしれない。
でも僕は日本人に向いているのが手数をかけたパスサッカーであると考える人は何を根拠に言っているのか不思議でならない………なぜですか???
まあハリルホジッチの考え方には賛同できない部分もたくさんあるけど。
だけど結果を残してた日本の選手はほとんどがポゼッション型ではありません。香川だって、本田だって速攻型で結果を出してきた人です。本田はアジリティは低いかもしれないけどカウンターのゴール結構あるでしょう?
もっと言えばJリーグだってそうでしょ。ついこの前まで川崎はノータイトル、鹿島が一番タイトルを持っている。そして今は広島が首位です。
この結果が日本人にはポゼッションサッカーが向いていないことを示しているのではないでしょうか。少なくとも現時点では。
今後に向けてそうしていくのは良いとは思いますが、A代表は"選手にあったサッカー"をすべきです。
日本は謎の即興による速攻と根性ディフェンスが持ち味だと思っています(笑)
"即興によるスモールスペースの崩し"をしたいならポゼッションサッカーをすべきではないと思います。ロストしたときに回収できなくなってしまうから!
まだまだいい足りないけどとりあえずここまで!