忌まわしきエミレーツでの3ー0の完敗から怒涛の5戦5勝、16得点無失点。
得失点差も最多の+17、これで3ー0は取り戻せたな!
エヴァートンはとても守備が良かったチームで10節までは失点数8。6位と好調なチームでした。
そんなチーム相手に5発ぶち込むとは。しかも被シュートはたったの1本(もう1本あった気がするけど…?)クルトワ手を使ってない気がする。
イエローもゼロだしなんなんだこれは。そのほかのスタッツも凄まじい。
ただやっぱりクーマンの策が上手くいかなさすぎたのが一番の原因でしょうね。
欠場者がいるから(ゲイエだっけ?)なのか、それともここまで4バックチームが見事に粉砕されてるからなのか。
5連勝!と言いますが、リーグ杯ではひっそりとウェストハムに負けています。見てないんだけども…
そのウェストハムが3バックだったから3バックできたのかな?
でも控えメンバーでしたからねその時は。
あとアザールが好調すぎるのもエヴァートンにとっては苦しかったでしょう。
今シーズンはデブライネかコウチーニョか、なんて言われていたところに「僕を忘れて貰っちゃ困るな!」と馳せ参じました。
2点目とか規格外でしょあれ………左足であのニアのコースにあのタイミングであの速さでぶち抜くって誰にもできない。
でもとにかくウイングバックの負担がデカすぎて不安になる………アロンソは代表に呼ばれていませんし大丈夫だと思いますが、モーゼスはそんなに頑丈じゃなかったと思うのでとっても不安です。
ANCにナイジェリアが出場してないのはありがたいけども冬にモーゼスの控え要員穫らないとヤバい。
ウェストハムに負けてしまったように選手層がまだまだペラッペラ!
しっかしシーズン前は「モーゼスの控え」などという単語が飛び出るようになるとは夢にも思いませんでした(笑)わからないものですね。
そんなわけでプレミア5連勝、大敗してしまったアーセナルも抜き2位、得失点差はトップ。
あの状況からこんな解を導き出したコンテすげー!もし優勝したら神の一手と呼んでもいい!!
優勝?確かに昨シーズンレスターのように国内に集中できるので優勝の可能性あり!って誰か言っていました。
でもそれは難しいでしょう。現実的にね。選手層も薄いですし。
この段階で語るとしたら一番の優勝候補は、同じくリーグに集中できる今1位のリヴァプールになります。アーセナルとチェルシーには後半戦をホームで戦えるので。
前はそんなに強くないやろ(*^-^*)とか言ってたリヴァプールだけどやっぱり強かったです(;^_^Aいやぁ見る目がなかった。
あっちは6発もぶち込む攻撃力。ワトフォードもここ3試合ほどは守備の良いチームだったのに。
いやぁハンパない…既にスタンフォードブリッジでリヴァプールに負けてるチェルシーは厳しい立場。
クロップ名将すぎてヤバい…いやコンテとの差は昨シーズン途中から率いていたのとユーロ明けから仕事に取りかかった分の差だと思いたいぞ…っ!
欧州のコンペティションがないうえに選手層はララーナ以外は代わりがある程度ききそうですし。
あとマティプ0円は反則やで……
クリーンシートが少ないことが不安ですがそれは昨シーズンのレスターも同じ。後半までに構築できれば良し。
まあ後半にもなってポロポロ失点してたら1314シーズンと同じになってしまいますが。
ただ今はまだ「イケメンのミニョレ」のカリウスがもう少し覚醒する必要はあるかもしれませんね。
そしてまたしても引き分けてしまったマンチェスターシティはついに首位を明け渡しました。
ミドルズブラの見事な死んだふり作戦!いやちょっと死にすぎてた気もするけど(笑)
シティ相手に90分頑張るのは無理→じゃあ前半は引きこもろうってプランだったとは思います。奴らはバルセロナ相手に死闘をした後だから後半にワンチャンあるで!ってつもりだったのでしょう。
追いついたのはアディショナルタイムでしたが他にもチャンスは作っていましたし。
あとは「こんなところにいたのか」ビクトールバルデスの頑張りもありましたね。実はブラボよりこっちのほうが良かったんじゃないか?と思わせるような。
3位になっちゃったけどシティはまだ上3つとの対戦を残してるので十分上がれる。
でも逆に3チームとも残してるってことは負けると大ピンチ!?
デブライネってオンザボール、オフザボールともにまさに中距離マスター!って感じですね。走りも良いしパスが正確だし。
ただバロンドールノミネートは早くねえか…?結局まだ何も成し遂げちゃいないぞ。
そしてノースロンドンダービーは引き分け。負傷者のいるスパーズは3バック。
まあ見てないんだけども…
アーセナルにしてみればホームですし負けに近い引き分けかもしれませんね。
でもエミレーツスタジアムって全然ホーム感ないけど(;^_^A昔のほうが良かったような。
エティハドやスタンフォードブリッジもそりゃ静かかもしれないけどホーム感の無さという意味では……
アーセナルもスパーズもCL疲れですね。アーセナルは「カソルラロス」かもしれません。昨シーズンもカソルラがいなくなってから苦しくなりましたし。
マンチェスターユナイテッドはひさびさ勝利。
トルコ帰りでキツかったかもしれませんが、スウォンジーが弱すぎる。監督変えるにしても後任には疑問符………。マジで降格も有り得るかもね。
降格はサンダーランドスウォンジーハルが濃厚な匂いがでていますが下位もなかなか接戦。レスターなぜ躓いたし…岡崎イマイチだったなぁ。
正直ミドルズブラは侮れないしバーンリーもなぜかポイント稼いでるし。
次節、ビッグゲームという意味ではマンチェスターユナイテッド対アーセナルかな。
9月に「ボスらしいボスのもとで赤い悪魔が復活の狼煙!」とおっしゃっていたK谷氏が今度は「今のユナイテッドじゃ勝てないですよ(笑)」って言っていたので、ユナイテッド勝ちそう(笑)
個人的には優勝とかあまり意識してないのでとりあえずトップ4が固まってくれるほうが良い、となればアーセナルが勝ってくれるほうがいいんですけどね。
今回のノースロンドンダービーもアーセナルが勝ったほうが都合が良かったかなと思うくらい。
ここでユナイテッド勝っちゃうと息を吹き返しかねないし。
しかしK谷氏、自分の応援するチームが上手くいってないからって露骨にやる気ない解説しちゃだめだよ!
そんなことより早く「勝敗の行方は火を見るより明らかだ、リヴァプール…完勝」ってコラムを書くんだ!!
追記:マティプ離脱で大ピンチ!と書いてしまいました。もうリヴァプールの優勝は確定したも同然ですね(笑)
マティプ離脱しなくない?
と、ここまで1位リヴァプール、2位チェルシーで開幕好調だったシティが足踏み………ってこの最大の理由は「欧州のコンペティションがあるかないか」です。
いやこれに尽きるでしょ!絶対に!チェルシーが盛り返せたのも1週間みっちり練習できるからで。
だけどなぜかこのことを英国メディアってあんまりしつこくは言ってないような気がします。サッカーの母国も複雑(笑)
グアルディオラの哲学はプレミアでは通用しないうんたらかんたら~、いやいや(笑)
この先さらに日程がキツくなるのでペップはまだまだ苦労しそうですね。
二年連続で欧州コンペティションに出てないクラブが優勝したらFAは何を思うだろう(笑)
ま、ブンデスリーガみたいな緩いのもイヤだけどね。
代表ウィーク明けのチェルシーの次節はミドルズブラ、シティやアーセナルを足踏みさせたモウリーニョの弟子。
FIFAウイルスがちょっと怖い。
んで!タイトルにあるようにここからWMの話をしようと思ったの!
僕は画像を貼りたかっただけなのに!
でもちょうど本屋行ったらフットボール批評に「WM」のことが書いてあるのよ!(正確には2ー3ー5っぽいけど)
まあそれはグアルディオラのWMだったからまだいいやって思ってたら今度はスポナビのコラムに「コンテのWM」って書いてやがる………。
そんなわけでひさびさにサッカー評論家気取りブログやろうとしたけど全部パー\(^o^)/
「WM」というのは20世紀前半にあったフォーメーションの一つで選手の配置を繋ぐと上がW、下がMになることからそう呼ばれるようになったもの。
で、チェルシーの攻撃時のポジションがそれっぽいよねって話。
ウイングバックめっちゃ走る必要がありますネ………。
プレミアリーグはカメラが近いので逆サイドのウイングの動きがわかんないぞ!
最終ラインでの数的有利を作りつつ、ウイングで幅を作って、相手の2ラインの間でアザールが無双するってわけです。
まあスポナビのコラムにだいたい書いてあります(*^-^*)
ペップもWM戦術を使ってしかもさらに進化させようとしています。これもコラムに書いてあります。
あとフットボール批評に書いてあります。
普通に3241のフォーメーションだったり4141を可変させてWMを作ってたりしますね。
何かと目を惹く「Inverted Fullbacks」ってやつです。日本語で何て言うの?偽のサイドバック?
これもWMっぽくなる。すごいポジションチェンジだ…
このWMにしてからあんなにパスがヘタクソだったチームがパスを回せるようになりました。
自信の問題かもしれないし対策されてないだけなのかもしれないけどパスにはめちゃくちゃ向いてる陣形、らしいです。(雑誌に書いてあります(;^_^A)
CBがグイッと開いてGKも絡めてパスを回し始めるなんて驚き。
サイドチェンジしたら必ずそこにはワイドに開いたウイングバックがいます。気持ちいい!
あとダビドルイスから3トップへズバッと楔が入ることも。
あと、ジエゴコスタのポジショニングが偽の9番チックな時があります。いつもしつこく相手DFとバトルしがちなので意外。
こんな感じのとき、相手DFがジエゴコスタについてきてないことが多い気がします。今までにはなかったことかもしれない。
何気なくダビドルイスが蹴ったボールでも結構スペースあるので収められますし前を向けたり。メッシなら即死や。
でも当然CBがジエゴコスタについていくならペドロが裏を常に伺ってるよ!ってわけだから難しいのかも?
ユナイテッド戦の30秒ゴールがこの形なのかな。
アロンソのパスはパスというより出しどころがなくなってロングボールを蹴っただけのように見えましたが、ペドロの反応がめちゃくちゃ早かったので。
と、攻撃力の高さは何となくわかりましたけど守備力に関しては運がいいだけな気がしています………
チェルシーの場合、こだわったポゼッションもこだわったプレスもしません。あ、これ無理だと思ったら素早くロングボールor自陣撤退リトリート。
でもエヴァートン戦はともかく他の試合では危ない場面や修正しなきゃいけないこともあったり。
基本的に引いたときは5ー4ー1。
どう考えても空いてるよねここ(;^_^A
それでも枚数自体は確保できてるので上手に連携すればいいんだろうけどケーヒルの動きがちょっとこのシステムにフィットしきれてないと思いました。
逆に上手くいけばアザールのカウンターが発動するので。まあロナウド残しよりは守備に戻るしマシだけど。
それと真ん中はコスタ1枚なのでCBなりアンカーなり誰かしらここに降りてきてサイドチェンジをされるとしんどいよね多分………。
まあ上手くいってる理由はアタッカー陣が必死で戻る必要がないくらい相手のカウンターの目を摘んでいる、というのはありますね。
「クロスを上げたかと思えば次の瞬間にはセカンドボールを回収してる」超人カンテ(^^;)
引きこもりが完成すればあとはクルトワが何とかしてくれますし。イブラの変態シュートもコースを切ってくれればそこはクルトワ。
しかしこれを1ヵ月でやってるってのがすごい。
でもウェストハムに負けてしまったことを思うとやはりチーム全体にはまだまだ浸透できてない様子です。
やっぱなぁ…ケーヒルのところがなぁ……
スポナビのコラムには「今のチェルシーの両脇CBはユベントスの両脇のCBに比べパス能力に長けている」と書かれていましたけどこれはウソやろ!!
で、このWMっぽくなる系、割と僕は好きです。ペップのもね。
いろいろなWMだけど共通点があるとしたら「ウイングが張ってろ!!」ってところ!!幅を使えってことですね。
フラフラと中央にきてサイドがお留守になり渋滞することが全然ないので陣形が綺麗になりやすい。パスも綺麗。
こっちのサイドがダメならあっちだ!っていうサイドチェンジの速度が速くなりますし。
これでないとCBを経由したのんびりパス回しになってしまいますから。
日本代表とか、まあ寄せ集めになってしまう代表系には10番や8番を並べてしまって「張ってろ!」の部分が守れなくてフラフラ寄ってくるケースが多い気がします。
あれやらないでほしい。狭いところをショートパスで崩せたらカッコいいのかもしれないけどそのために「幅」がほしい。
とにかくウッチー早く帰ってきてくれ!!