じにつくす’s blog

単にいろいろ書きます。

玉蹴りの話 ビデオ判定の話

ハァ。クソ。。。

 

でもビデオ判定には反対です。ていうかあれなら主審副審で見りゃわかるだろビデオが必要になるわけねえだろクソ!!

今シーズン何回ハンドオフサイドゴールすりゃ気が済むんだ。

書きかけの下書きを投稿します。

 

その前に軽くダイブについても語りますか。まあモーゼズはダイブだったみたいですけど。

怪我を防止するために転ける場合もあります。無理するドリブラーは怪我しますから。

なので一発レッドの厳罰となると転けることができなくなり、怪我が激増する恐れがあります。まあモーゼズは頑丈じゃないのでホイホイ転けちゃうんですよね。

受け身で転けただけなのにダイブととられて退場ということが起こる可能性ある以上あんまり歓迎できるルール変更ではありません。

確か今シーズン、ベンテケがただ受け身とっただけで審判にファウルをアピールしていないのにダイビングをとられちゃっていました。あれが来シーズン厳罰の退場となってしまうのはいかがなものか。

選手を守るという意味で転けることそのものは根絶する必要はないですよ。根絶すべきは審判を欺こうとする行為。

ダイブと判定してもいいけどレッドカードなど厳罰にするかどうかファウルのアピールするしないを基準にしてもいいんじゃないかなぁ。

 

 

あ、ジョルディアルバのはダイブではないですよ!!カンプノウの芝生の悪質なファウルです!!レッドカードっすね!!

 

 

VARの話に移ります。

すでにいくつかのコンペティションでは試験的に導入されていますがちょっと手間取ったりしてなかなか難しいようです。

僕の意見は結論から言うと「ビデオアシスタントレフェリー」には反対です。あるいはオフサイド判定のみ賛成

 

だからといって誤審もフットボールの一部だ、なんて言うつもりもありません。誤審を減らしていく取り組みは必要だと思います。ただそれは「ビデオ判定」じゃないんじゃないかなと。

 

理由はファウルかどうかが主観によって裁かれているからです。

明確な決まりはなく、スタジオ解説者が「あれはPKだった、いやPKじゃない」って議論していることもあります。レッドカードの議論なんてもっとあります。

ブラジルワールドカップ開幕戦でブラジルに与えられたPKが議論を呼びました、大誤審だ!なんて論調も。しかしあれでも「誤審」と言えるかはかなり微妙。

ビデオで見直してPKとは何事だ!という更なる怒りをぶつける人もいるかもしれません。主観によって決められたものをビデオ見て主観で判定ってそれってどうなのよ?

 

客観的事実による判定ならテクノロジーの力を借りれば良いと思います。それがゴールラインテクノロジーです。ラインを割ったか割っていないか、そこに主観は一切入りません。みんなが納得します。

だからオフサイド判定を助けることには賛成です。オフサイドエリアの選手が関与しているかどうかということは若干主観が入りますが、オフサイドラインは明確に決まっているものです。

それにオフサイドの判定ってかなり難しいしね。細かく走って主審の判定の手助けもしつつ一撃のスルーパスも見逃さずにジャッジするってそりゃミスも出ますよ。

 

僕はよく言われているサッカーの連続性を損なうというデメリットを重く見ています。魅力が失われる!というよりサッカーという競技の特性上ビデオ判定に向いてないのでは?ってことです。

クラブワールドカップの鹿島対アトレティコナシオナルのPK判定を例にあげると、主審は流した(見逃した?)が、VARによって覆ったというものでした。歴史的瞬間!

ももしビデオを確認した主審がファウルではないと判断した場合はどうなるのでしょう?確かにこの例はファウルだとは思いましたがVARだって判定するのは人間です。コンピュータではないわけで。

サッカーは流れが大事!ってことでVARも素早くジャッジしようとしたら主審より見易いかもしれないけど間違えてしまうこともあるかも。

じゃあ見直した主審が否定して普通にゲームを再開すればいいじゃないか、という話にはなりません。「カウンターアタック」ってものがありますから。

相手がパワープレー状態の場合、エリア内からのクリアボールがそのままキーパーと1対1になることも!(byエルニーニョ

もちろんじゃあ明らかなPKやファウルが見逃されてカウンターされても良いのか!?って話にもなります。だからややこしい~!!

でもサッカーってやっぱり連続性のゲームです。「やっぱ違ったわ(^_^ゞ」っていうのは最も良くないと思うんですよね。

 

それからこのCWCの例では「抗議によってビデオ判定に持ち込まれたのではないか」という疑惑もかけられていました。うーんこの時はそんなことはないかな?

だけどビデオ判定があるとやっぱりビデオ判定しろ!と反射的に抗議したくなるものです。無くてもいろいろ抗議しちゃうんだから(笑)

個人的にはあの場面、確かにPKだけどもボールのないところだったから流されることがほとんどなんじゃないかなぁって思ってたりしてます。

審判も結構大変らしくて、やっぱり選手たちやサポーターからの圧力を感じるらしいです。なので激しい抗議によってVARが甘めのPK判定などをしちゃうってこともゼロではないのでは?と思います。

つまり選手サポーターのビデオ判定アピールがカウンター阻止手段になり得てしまうのではと。

それなら主審がゲームを止めた場合のみVARによる判定ができるようになるという仕組みにすることも考えられますけど、それじゃあ明らかなファウルを見逃してしまった場合には対応できないことになります。

その場合、「甘めに吹いておくほうが良い」という心理が働いてしまうと思います。人間やり直しがきくほうを選ぶよね?

結局VARありきになってしまって主審の権限が薄れていってしまいます。ビデオ判定するか否か、というところでも議論が発生する可能性も。

チャレンジ制?そんなもん余ってたら終了間際にカウンター阻止や時間稼ぎに使うだけでしょ。

 

それとレッドカードなどの退場判定に対するビデオ判定なんてもっとよくないと思います。

同じタックルでも試合開始直後のレッドカードは出しにくいとかあるっぽいし。2枚目のイエローもですけど。その時は「次は厳しくとるぞ」と警告することもあるらしいですし。

チャンピオンズリーグビダルがアセンシオへのタックルで二枚目のイエローを貰い退場になった判定でも議論になりました。

あのタックルそのものはイエローではなかったかもしれない、だけどもこれまでのプレーから厳しくしますという警告があったとすれば少し話は変わってきます。

「あそこでのプレーとここのプレーでイエローな!」みたいな合わせ技イエローはよく見かけますし。

なのでカードを提示したプレーのみを切り取ってそのプレーに対するカードが妥当か否かを決める、というのはナンセンスじゃない?

開始早々のレッドカードによって試合が面白くなる、というのであればラグビーのように一定時間の退場を導入したほうが良さそうに思います。

 

ただこの試合、オフサイドの見逃しは誰の目にも明らかでした。実際ビデオ判定を導入しろ!と騒がれる場面の多くはオフサイドの見逃しがほとんど。

そこで思うんですけど、オフサイド判定専用の機械を作ってしまったほうがよくない!?ってことです。

選手とボールの位置をリアルタイムで表すこともできそうですしオフサイドラインを画面上で常に可視化しておくことも可能なのではないでしょうか。その画面を見ている審判をつけて主審につたえるようにするとか。

関与しているかしていないかのところだけは難しいかもしれないのでそこは人間に委ねられますけど、ひとまず線審が必死に走って判定するよりはいいんじゃない?

 

テクノロジーの進歩によって将来的には審判が必要なくなる!とも言われているみたいですし、ゴールラインテクノロジーのような「客観性」のあるものから順番に導入して欲しいというのが僕の考えです。

まあ金かかるんだよなぁf(^_^;

でもそもそもゴール前の判定に関してはビデオ判定うんぬんよりも副審がいないところはまず先にゴール横に副審を置いたほうが良い。これなら人件費だけっしょ!

とにかくCWCのようなビデオ判定には正直反対!もちろんあれよりは改善されるとは思うけどさ。