ちょっと遅くなりましたが、全豪オープンの話です。
車椅子のほうではいつもの国枝選手は欠場でしたが上地がついにオランダ軍を破り優勝しました!良かった良かった!ダブルスのほうでは惜しくも準優勝でしたがまあいつか優勝できそうです。東京オリンピック出るのかな?
ダブルスでは女子がベスト4と健闘、知らなかったけど日本人日本人のペアでこの結果は珍しい??
日本人の活躍はまあ後は普通くらい?ちょっとニュースに欠けている気もしますが着実にレベルアップしてるとは思います。
大坂はトップ10相手ではさすがに実力差ありましたし、西岡もシード選手は苦しそう。順当といえば順当だけど期待ハズレじゃありません。
そして大会前は「錦織も今のフェデラーには勝たないとダメだわ!」とか思っていたんだけどまさかこのおじさんここまでやってしまうとは予想外f(^_^;
最初のゲーム以外はほとんどフェデラーペースと言ってもよかった内容でしたが、それでも食らいついてファイナルセットに持ち込めるあたりそれはそれですごい!と思いました(?
足りない後一歩はフェデラーに対して畏れがあったことかな?コーチや解説者がリスペクトのしすぎでは?と言ってたけど………まあただの17シードのおじさんと見るのは無理だろうけどね(笑)
フェデラーは今大会セットを落とそうがリズムやメンタルは変わらずって感じで、自分はやるべきことをやるってことに徹底していてそれは対錦織だけでなく対ワウリンカ、ナダルの時も一貫してるなぁと思いました。
ジョコビッチとマレーが一週目で姿を消す大波乱、それもノーシードの選手に。両試合とも最後のセットだけ見ました。
ジョコビッチはかなり崩れていたっぽいのですがファイナルだけ見た感じでは持ち直していたかな?って印象でした。最終的にはジョコビッチが勝つかなと。
だけどイストミンの線審泣かせの強烈サーブの連発が素晴らしかった!あれをバンバン決められてはファイナルセットはどうしようもないって感じ!
マレーのほうはやはり逆境の時のセカンドサーブはまだ弱点なのかなぁって思ったり……それでもファーストはすごいんだけど。
それ以上にミーシャの徹底してるサーブ&ボレーもすごかったです。あまりよくないセカンドサーブだろうと自分が勝つにはこれしかないと信じてとにかく前に出まくる!普通今の時代なら絶対に出ないのが正解の時だって出る。それで勝つからすごい。
この二人今両者とも30歳くらいだったかな?若手以外のジャイアントキリングだったことも意外。逆にベテランだからこそのぶれないメンタルで勝てたのかもしれませんね。
第1、第2シードが落ちたことで若手がくるのか、それとも………?弟のサーシャはナダルに惜敗、このあたりからまさか決勝はナダル対フェデラーか!?ってなんとなく望む声がありましたよね。
ナダルはモンフィスやラオニッチに完勝していて復活のきざし?全く見てなかったけどラオニッチ戦は見たかった……
準決勝は半分くらい見ました。ワウリンカ対フェデラーのスイス対決。ファイナルセットまでもつれたけどフェデラーの勝ちで第17シードがまさか?の決勝へ。
ナダル対ディミトロフは全部見たかったのですが……ディミトロフは前哨戦でも錦織などトップシードを3人くらい倒す大活躍ぶりで前評判は確かに高かったですがベスト4とは…
(ディミトロフの活躍でフェデラーが第17シードに落ちてしまったので波乱を引き起こしたのは彼かも?)
この試合もフルセットでしたがナダルが粘り勝ち、ディミトロフも素晴らしかったけどナダルはまだまだ全盛期のフィジカルには程遠いかなぁとも思いました。5時間近い試合だったのでバテるのは当然ですがナダルの全盛期なら…なんて思ったり。
ディミトロフもこの試合でワンランク上の強さになるかもと思わせるプレーでビックリ。
ナダル以外のベスト4の3人はシングルバックハンドなのもちょっと新鮮。一時期はみんな両手だったけど最近は片手も人気ですね。
そして決勝がまさかまさかのフェデラー対ナダル、第1第2シード選手が落ちて大会運営はガッカリしたかもしれないけど最終的にまさかの最大観客数になってしまうとは(笑)
個人的な予想はなんだかんだ言ってもナダルのほうが相性が良い(というかナダルってフェデラーを倒すために生まれてきたような感じする)のでナダルが勝つと思っていました。フェデラーは年齢35のおじさんですし。
ただ日程とコートでは圧倒的にフェデラー有利だったんですよね。特に今回はめちゃくちゃ球が走るらしいので。
決勝が期待通りの超名勝負でさらにビックリ!二人とも疲れて怪我とかしちゃって終わるのでは?なんて思ったりもしましたが鉄人か!
フルセットの末にフェデラーが優勝、まさかフェデラーがグランドスラム獲るなんて。もう獲れないだろうなぁなんて思ってゴメンナサイ。
やはりナダルの得意の強烈スピンがあんまり機能しているように見えなかったのでコートの影響がデカそう。衰えもあるのかもしれないけど。
しかしフェデラーはバックハンドとライジングに関しては全盛期より上手くなってるんじゃないかとさえ思いましたね。ナダルに対してはもっとUEしてるイメージあったしバックハンドであんなにアグレッシブになってたかなぁって。
それとディミトロフもやっていたナダルのアングルスピンを封じるためのセンターにしぶとくラリーをする戦術も良かったのですが、それにしてもラリーでフェデラーが上回ることも予想外。
やーすごかった。どこまでも見ごたえたっぷりだったし再放送でいつかまた見たいです。
それから女子シングルスでもドラマが待っていましたね。個人的にはちょっと見れなかった試合が多くていつの間にかシード選手いなくなっちゃってたf(^_^;って感じだったけど…
女子はシード選手が負けることは珍しいことではありませんが、倒したノーシード選手がそのまま勝ち上がってくるのは珍しい??
ケルバーラドバンスカを倒したバンダウェイとルチッチバローニがシード選手をさらに倒していきベスト4。
それと女王奪還すべくセレナは順当に上がりましたが、まさかお姉ちゃんも上がってくるなんて。
ルチッチバローニが34歳、セレナが35、ヴィーナスが36歳と年齢がすごいことに!!
最終的にウィリアムズ対決となった決勝戦……
20世紀かな?まあ結果はセレナが圧倒的な力を見せていましたけど。
今回シングルス優勝者の年齢の合計が70という高齢化。ラオニッチや錦織世代でもまだGS制覇は遠いような気がしてしまいます。
クレーはきっとナダルでしょうし(笑)