じにつくす’s blog

単にいろいろ書きます。

EURO2016 個人的ベストイレブンとセカンドベストイレブンとその他良かった選手たち!

俺!MVPですがこれはグリーズマンです。はい。まあ説明不要です。
次にベストイレブンを発表します。

僕の選考基準はチームの成績が最優先です。
どれだけ個人がすごかろうがチームが惨敗では選べませんよね。逆にチームがよければ個人レベルが多少劣る選手でも選出したいです。
そうでなければそれはベストイレブンではなくて「大会に出場した俺の好きな選手」になってしまいますから。

それから「数字」です。短期決戦では数字が重要ですし、今大会は守備的戦術が目立ったこともありますのでやはり重要視したい。

そして同じ活躍でも「決勝トーナメントての活躍」>>「グループリーグでの活躍」で考えています。

あといわゆる強豪国よりは弱小国のほうがインパクト高くなっちゃうから許してね!

まあ一言で言うならば「パフォーマンスは良かった世界最高のMF、モドリッチイニエスタを選びたくても選べないよ(涙」ってことです!


それでは発表!
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FW
クリスティアーノ・ロナウドポルトガル
ギャレス・ベイルウェールズ
アントワンヌ・グリーズマン(フランス)

MF
アーロン・ラムジーウェールズ
トニ・クロース(ドイツ)
アロン・グンナールソン(アイスランド

DF
ラファエル・ゲレイロ(ポルトガル
レオナルド・ボヌッチ(イタリア)
ぺぺ(ポルトガル
ジェローム・ボアテング(ドイツ)

GK
マヌエル・ノイアー(ドイツ)


ロナウド
3G3A、数字上でもグリーズマンに次ぐ数字です!
決勝はプレーしてないし活躍してない試合もあったのは確か。
だけどピッチ外も含めて選ばないわけにはいかない優勝国のキャプテン!

グリーズマン
6G2A、大会MVP!フランスの次世代エースです。文句なしでしょ!
次のワールドカップに期待したい。
もしかしたらユーロ通算得点更新も狙えるかも。

ベイル
3G1A、フリーキック2発!ウェールズを初のベスト4に導きました。
WalesではなくBales説すらあった!インパクトなら誰にも負けてない!

ラムジー
1G4A、アシストランキング1位タイです。
同じくウェールズ大躍進の立役者!走り回って走り回って走りまくれ!大会の最高のMFだったと思います。
これほどのMFをベンゲルはこれでも昨シーズンのような使い方をするのか?だとしたら移籍を薦めるよ。見いだしたのがベンゲルだとしても。

クロース
パイェを入れるかどうか本当に悩んだけどどうしてもセントラルMFを入れたかった。
今回それほどよくなかったけどいわゆる「スタッツ」は良かったはず。最高のパサー。
あとは僕の好きな選手だから(笑)

アロン・グンナールソン
ベストイレブンを考えるときちゃんと守備できる人も入れたいという気持ちから(笑)
アイスランド躍進を支えたキャプテンです。
何度もゴールと決定的シーンを演出したロングスロー。ベストイレブン入りしてもよくない?

ラファエル・ゲレイロ
ドルトムントは良い買い物をしました。
守備に不安って言われていたけど良かったしクロスの精度やセットプレーでも魅せた。

ボヌッチ
ベスト8からだけどイタリアの守備陣を褒めないわけにはいかない!
その中から素晴らしいフィードで堅守を支えたこの人を。

ぺぺ
ボアテングが最高ならこっちは最強のディフェンダー
時には個人技で、時には読みで、そしてチームを統率して劣勢でも果敢にラインを上げていた。
戦犯になった2年前からついに最強のCBの称号を手に入れたと思います。

ボアテング
最高のディフェンダー。いやマジで最高だ。若干読みの甘さはあれど身体能力も頭も良い。ロングパス最高。バロンドールでもいいです。
でもあまりに不必要なハンドと怪我…どこまででも不運な人。

ノイアー
ゴールキーパーはホントに迷ったけどグループリーグでのビッグセーブ。
それからブッフォンとのPK対決を称えて彼をファーストチョイスに!



セカンドベストイレブン

ベストイレブン入りしてもおかしくなかった選手たち、これで合わせて22人なので一つの「最強チーム」ってことになりますね。
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FW
オリビエ・ジルー(フランス)
ナニ(ポルトガル

MF
ディミトリ・パイェ(フランス)
ヤクブ・ブワシュチコフスキポーランド
ラジャ・ナインゴラン(ベルギー)
レナト・サンチェス(ポルトガル

DF
ベネディクト・ヘーベデス(ドイツ)
ジョゼ・フォンテ(ポルトガル
アシュリー・ウイリアムズ(ウェールズ
ダリヨ・スルナクロアチア

GK
ルイ・パトリシオポルトガル


ジルー
今大会CFが不足していると言われている中よくがんばりました。
ベンゼマの不在を感じさせない今大会最高のCFだったと思います。

ナニ
ゴールスコアラーとして覚醒の3G1A。
本来はサイドアタッカーだけど最前線でポルトガルを踏ん張らせました。

MF
パイェ
左足のスーパーゴールを評価して彼に一票。3G2A。
遅れてきたスーパースター。ヴァルビュエナやナスリ、リベリーなどの不在を忘れさせてくれました。

ブワシュチコフスキ
今回とっても良かったと思うチームのポーランドから一人。実は2G1A。
守備にも忙殺しながら最前線に駆け上がりファーサイドでフリーになって得点!
不調のFWの代役を見事果たしたと言えます。

ナインゴラン
ここも実は迷いました、ベルギー自体はクソだったので。対抗はジャッケリーニ
だけどボランチながらスーパーミドルで2ゴール。
まぐれかもしれないけど今大会得点力不足で悩んだチームが多かったのでこの数字は評価せざるを得ません。
もしこんなすごいミドルがあれば、フランスやドイツなどが優勝できてたかもね。

レナト・サンチェス
活躍の量はそれほどなかったけど質はとても高かったです。
ポルトガル優勝に大きな貢献をしました。ちょっと御祝儀の意味もありますが。
最優秀若手選手賞です。バイエルンおそろしい!

ヘーベデス
無難にヘクターと悩みましたが僕の好きな選手をチョイス!
ワールドカップでは左SBでしたが、今大会は右SB、3バックの右CB、左CBとどこでもこなしました。
どのポジションでもミスなく大活躍、冴え渡るインターセプト、地味だが闘志はメラメラ。僕もレーヴも大好きな選手。

ジョゼ・フォンテ
フンメルスバルザーリも良かったが、やっぱりポルトガルの堅守を支えた人をもう一人選びたかった。
決勝トーナメントは彼が先発になってから1失点のみ、空中戦地上戦ともに強い。吉田が出れないのもわかる。

アシュリー・ウイリアム
こちらはちょっと御祝儀的な選出ではあります(笑)
それほどの技術はないけどキャプテンとしてウェールズをまとめました。
ベルギー戦では重要な同点弾。

ダリヨ・スルナ
右SBって誰が良かったか全然覚えていないのでベスト16ではありましたが、クロアチアのキャプテンから!
グループリーグではかなり良かった。

ルイ・パトリシオ
優勝国のGKからも選びたい。PK戦勝てたしね。
ベイルの弾丸変化球にも動じずフランス戦でも当たっていました。


以上の22人が僕の思う今大会最強メンバーってことになります!
23人目ならブッフォンかな?



はい、こんな感じです!
22人の内訳は

ポルトガル 7人
ドイツ 4人
フランス 3人
ウェールズ 3人
イタリア 1人
ポーランド 1人
ベルギー 1人
アイスランド 1人
クロアチア 1人

ちょっとポルトガル多すぎたかな、、


この22人を個人的ベストチームとして、この選考からこの大会の傾向を感じ取れると思います。
そんなわけで、このベストイレブンの解説、惜しくも選出できなかったけど良かった選手を語りたいと思います。



FW部門と今大会の傾向

個人的ベストチームFWは5人、でもCFはジルー1人だけです。しかも他の4人はサイドアタッカー色の強かった選手。
CFが不作だったヨーロッパの傾向が現れてると思います。

次点で良かった選手はペッレ、FWしょぼいイタリアって言われていたけどCFとしては(今の欧州の中では)それほどしょぼい部類ではありませんでした。
でもさすがに限界があったとも思います…

それからマリオゴメス、役に立たなかったゲッツェのかわりにCFとして仕事をこなしました。
しかし……

ポーランドのミリクはとにかく動きが本当に良かったと思います。足りないのは得点力のみ。得点さえできれば……

ポルトガル戦のレヴァンドフスキも同様かなと考えています。ポストプレーは一級品。
でもそれまでの得点力が足りず……
ポーランドは2人揃って「師匠」になっちゃったのがもったいなさすぎる!

あとはクライフターンで話題になったロブソンカヌー。
全体的には劣っていても自分の良いところを活かして仕事をこなすことの大切さってやつです。

みんな真ん中タイプですね。多くはここぞの決定力が足りませんでした。
だからCFタイプが通用しないわけじゃなくて本当にこのポジションの人材が枯渇しているなぁと感じました。
それこそ今まで劣っているとされていたペッレやロブソンカヌの活躍から見るに、CFタイプは有効であるようにさえ思えます。

ちなみに今大会、逆に決定力のあるCFはモラタだったと思います。でもチームにマッチしていなかったという謎の矛盾でイマイチに。
あと動きや調子を見るとヴァーディーやカリニッチもともに先発組より決定力のあるCFだと思いましたが、監督の犠牲者になりました。


MF部門

これはポジション別でも様々なタイプに分かれるかと思いますが、選んだ選手はどちらかと言えばハードワーカータイプです。
違うのはちょっと無理やり選んだクロースと貴重なファンタジスタ系のパイェのみ。
やはりアトレティコの躍進、レスターの奇跡に代表されるようにハードワークが今のトレンドだと思います。
そしてハードワークもして、数字も残せる選手が重宝されている時代ですね。

惜しくもベストチーム漏れした選手については、攻撃的MFで切り込むタイプはペリシッチ
スペインを倒す大活躍。すんごい良かったけどクロアチアのチームが悪かった。

攻撃的MFでテクニカルなタイプからジュジャークとクラインハイスラーのハンガリーコンビ。今大会のサプライズの一つですね!
しかしクラインハイスラーの不在とベテランのお散歩でベルギー相手に撃沈。

アンカーという意味ではデロッシ、ジャカが良かったと思います。
ただデロッシは負傷、ジャカはPKを外してしまった……。

中央タイプならアレン、ギルフィシグルズソンも一応候補かも。

ハードワーカータイプはポルトガルの決勝先発のMF全員です。
ベストイレブンにもう一人くらい入れたかったけど、むしろ最終的には全員で一つの形だったので代表としてレナトサンチェスのみに…。

クリホビアクも同タイプで非常に良かったけどポルトガルのほうが上回りました。

まだまだ目立ったハードワーカータイプは他にもビルキルビャルナソンと、ベストイレブン入れるか悩んだジャッケリーニ
ともに技術こそ足りないところはあれど、超走りまわり得点にも絡みまくり!

こんな感じです!

実はフランス代表がパイェ以外一人もいない!別に悪くなかったけどインパクトはなかった気がします。ちょっとシソコ入れるか悩んだけどね!
まあつまり前線の個の力、その調子にフランスの調子そのものも左右されていたなぁというのが最終的な感想です。

まあ本来このポジションの今の世界最高選手はモドリッチイニエスタだって確信しています。妄信?でも奴らは最強です。
でもCMFというポジションは一人では輝くことができないのでどうしようもないよね。
たとえばベルギー代表にイニエスタを放り込んだら凡庸な選手になると思う。


DF部門

まずベストイレブンの時点でサイドバック1人でセンターバック3人といういびつさですけど、フォーメーションにしてるだけだから許してね!
二人サイドバックを選ぶよりもう一人センターバックを選ぶべきだ、と考えたからです。ボヌッチを選出すべきでしょ?

つまりそれだけサイドバックが人材難であることと、サイドバックのオーバーラップが少なめの戦術が多かったということを表していると思います。

守りはできて当たり前、そんな中で貴重な攻撃参加でも印象があった面々を選びました。

次点右サイドバックをかなり無理やり選ぶならキミッヒ。ラームの後継者誕生か?とも言われていますが果たして?
結構穴になっていた時もありましたがギリギリ踏ん張っていたので公式ベストイレブンでもまあ良いかなぁって感じがします。

左ならヘクターが選べたかな?イタリア戦ならマンオブザマッチといっても良いと思います。

ウィングバックになってしまうのでディフェンダーではないかもしれないけど、フロレンツィも良かったと思います。
あとはテイラーもそうですね。こちらは1得点あります。

本来の実力であればスイスの2人が選ばれても良さそうですが今大会はあまりいいとは思いませんでした。

やはり世界的に人材難を感じます。これからどこの国のサイドバックが秀でてくるか注目です。
(スペインは揃っていた気がするんだけどなぁ(笑))

センターバックの話に移りますと、やはりBBCは候補にあげられます。あげないほうがおかしい。
でもベスト8から3人セットで選ぶわけにもいかないので代表でボヌッチのみ選出させていただきました。

3セットという意味ではウェールズも同様でデイビスの不在は痛かった……

それからドイツ後方の司令塔フンメルスですね。センターバックがアウトサイドパスってなんやねん。
たまーにミス(というか失踪、1415ドルトムントは酷かった)しますけど今回はありませんでした。

それからポーランドのグリグ、堅守を支えたものすごいディフェンダー。初のベスト8の立役者です。

ベスト16ではスイスのシェア、それから流血のチョルルカも目立っていました。

こんな感じです!

意外とセンターバックはどの国にもしっかりとした人材がいます。ゴリゴリのストッパーならそれこそたくさん。
「CFが人材難+CBが人材豊富+SBが人材難」ということも今大会は守備的戦術が目立った理由の1つだと思いました。

あれれフランスのディフェンダーが1人もいないぞ!?ってなるわけですけど別に悪いとは思いませんでしたが………
ただフランスは守備が安定していたわけでもないので選びにくい。
エブラは堅実で良かったとは思いますがPK献上は頂けません。
MF同様やっぱりフランスは前線の選手の輝きに左右されすぎていたと思う。


GK部門

いろいろなゴールキーパーの活躍が目立ったのでハンパなキーパーは選びません!

ってなわけで次点は上にも書いたようにやはりブッフォン
というかイタリアは守備ほぼ完璧でしたからね。
PKでは惜しかった、しっかり動きを見るセービングは思いっ切り蹴り込まれると弱い、ヘクターを褒めるべきですね。

それから当然準優勝国フランスのロリス。
神がかり的反応のセーブがあってさすがでした。

そしてポーランドのファビアンスキ、セービングだけならトップクラス。

最後にスイスのゾマーです。ていうか今回のユーロのベストゴールキーパーはこの人を選びたい気持ちがあります。
反応だけじゃないポジショニングや読みに裏付けされた神セーブ、そして繋ぎも上手い。
まあベスト16のゴールキーパー、しかもPK負けで最優秀に選ぶわけにはいかないよ(笑)



以上が僕の大会で良かったと思う選手たちです。


ここで一応公式ベストイレブンも紹介します。

〈GK〉
ルイ・パトリシオ(ポルトガル)

〈DF〉
ジョシュア・キミッヒ(ドイツ)
ジェローム・ボアテング(ドイツ)
ペペ(ポルトガル)
ラファエル・ゲレイロ(ポルトガル)

〈MF〉
トニ・クロース(ドイツ)
ジョー・アレン(ウェールズ)
アントワーヌ・グリーズマン(フランス)
アーロン・ラムジー(ウェールズ)
ディミトリ・パイェ(フランス)

〈FW〉
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)


無理やり4バックにしなくていいぞ!

あとさすがにベイルは選べよ!
アレン気まずいだろこれ!