じにつくす’s blog

単にいろいろ書きます。

ポケモンの話 初代ピカチュウ版を振り返る編!

1ヶ月半前になりますが、2016年2月26日でポケモン誕生20年になりました。
そのとき、3DSバーチャルコンソールで初代ポケモンが配信。

そのプレイレポートに合わせて当時のポケモンを振り返りたい!そう思い長々とオタクトークをしていきます。
これを読めば初代ポケモンがわかる!的な(笑)


当時僕はポケモン黄はプレイしたことがなかったので黄をプレイすることにしました。
始める前から手持ち6匹は

ピカチュウ
ピジョット
バタフリー
フシギバナ
リザードン
カメックス
オコリザル

この6匹+1匹にすると決めていました。
初代ポケモンのアニメでサトシがゲットしたポケモン、およびその進化系です。
途中で技が貧弱なバタフリーとバイバイすることも決めていました。
実際のアニメで他にサトシがゲットしたのはベトベトンとクラブ、それからケンタロス×30ですが、ゲットするのが遅い+覚える技が貧弱だったのでやめることに。


それから貴重な技マシンは使わない!縛りをします。例えば10まんボルトやサイコキネシスなど。
もちろん秘伝マシンは使っていきます。

あと、きずぐすり系統をバトル中に使用することも禁止してみました。


ピカチュウバージョンは当たり前ですが、最初必ずピカチュウをゲットします。
ピカチュウは能力としては素早さがそこそこ高いだけであとは貧弱なポケモンです。
ただ今回はストーリー目線で語りたいと思います。

ピカチュウは最初から電気ショックを覚えています。そして早い段階で小技の電磁波、電光石火を覚えます。
電気ショックは威力40で電気タイプの技、電気技は非常に通りが良いのが特徴です。
またストーリー序盤は特殊が高いポケモンが出てこないので物理技より有効なことが多いです。
それから何とこの技、PPが30もあります。
なので意外と序盤は電気ショック一本で活躍します。


トキワの森へ行く前にマンキーをゲットしました。そして早い段階でけたぐり、空手チョップを覚えます。
ここでマンキーが出てくるのはピカチュウバージョンだけの特徴で、本来は赤バージョンでもう少し先で出現します。

このけたぐりを覚えるというのがピカチュウバージョンの特徴で他のバージョンでは覚えません。

ピカチュウバージョンは最初のポケモンピカチュウに固定されるので、岩地面タイプの使い手タケシに有効打を与えられません。
アニメのようにスプリンクラーと電気技でごり押しできたらいいのですがそうはいきません。
そこで救済策として赤緑青にはない追加要素があります。

その一つがこの序盤にマンキーが出現しけたぐりを覚える、ということです。けたぐりは格闘タイプの技で岩ポケモンに効果抜群です。
また現在とは違い、威力50命中90怯み効果付きという技だったので格闘タイプの攻撃技としてはなかなか高性能でした。
タケシ戦だけでなく長く重宝します。

空手チョップはこの当時はノーマルタイプの技でした。威力50命中100PP25急所に当たりやすい。
初代ポケモンでは、急所に当たりやすい技は素早さ種族値65?以上ならばほぼ必ず急所に当たるという凄まじい性能を誇っていました。
つまり威力50は実質威力100になります。こんな序盤で威力100の技は耐久力のないポケモンを一撃で粉砕するほどのパワーです。

またノーマル+格闘技でゴーストポケモン以外に全て等倍以上をとれました。
つまりピカチュウバージョンのマンキーはストーリーでは「超強力助っ人ポケモン」となっています。


トキワの森キャタピーをゲット、すぐバタフリーになりました。
バタフリーは赤緑青では唯一タケシに等倍でダメージを与えられる技、ねんりきを覚えます。

エスパータイプの技は初代最強技で半減できるのはエスパーのみ。最強の通りの良さです。
実際の対戦でもエスパータイプポケモンが大暴れしていました。
そして、金銀では天敵悪タイプ、半減する鋼タイプが誕生する理由となります。

ロケット団の毒ポケモンや火力の高い空手チョップ持ちのワンリキー等に効くので、ストーリーでも非常に強力。

また、バタフリーは各種粉技を覚えます。ポケモン捕獲用に最適でした。

しかし不一致技のねんりきが主力、のちのち覚えるサイケ光線が最高威力の技でバタフリー自身の能力も非常に低いので、中盤以降活躍の場が減ります…。


ピカチュウバージョンではアニメ再現のため、トキワの森ピジョンが出現します。
しかし、なかなか出現してくれなかったためポッポで妥協することにしました…。

初代では風おこしがノーマルタイプの技だったため、ピジョンはレベル30以上で覚える翼で打つまで飛行タイプの攻撃技を覚えません。
しかしノーマルタイプも持っているのでタイプ一致電光石火はそこそこの威力、また耐久力もそこそこ。
なのでとりあえず中盤まではノーマルタイプとしての運用になっていきます。
飛行タイプがほしいならオニスズメを使いましょう。


マンキーの活躍によりタケシは楽々突破、ハナダに着きキンタマ橋ことゴールデンボールブリッジも楽々です。
ここでハナダの民家でフシギダネキンタマ橋を過ぎた奥でヒトカゲをゲットできます。
ここでフシギダネヒトカゲの話とともに、赤緑青バージョンでこのポケモンを選んだ場合の話も少し。


フシギダネは草タイプの技、つるのむちを序盤で覚えるのでタケシ、カスミにはめっぽう強いです。
また電気を半減できるので、実はマチスにも強い。つまりヒトカゲゼニガメに比べて序盤の強敵を楽にしてくれる、というのが最大の特徴。

また、特殊の数値が高いので火力も非常に高いです。
しかし草タイプの技はとっても半減されやすく使いにくい。
さらに威力35の技なのにPPが10しかありません!うそでしょ!?なので気づいたら体当たりをするしかなくなることもしばしば。
リメイク版ではPPは25に増えるので使いやすくなりました。
なので、フシギダネを選ぶ場合は無双はできないためサブポケモンも育てておきたいところ。

またこのころ、毒タイプと虫タイプはお互いに効果抜群になります。草毒タイプのフシギダネは虫4倍です。
序盤のズバットの吸血で致命傷になるので注意。

もう一つ序盤で覚える宿り木の種は持久戦に持ち込み、きずぐすりと併用すれば大抵の強敵もどうにかなるすぐれもの。
ただダメージが最大HPの1/16とチマチマしています。

さらにフシギダネの良いところは毒タイプを持っていることです。対戦においてはエスパー技が抜群になるので邪魔なのですがシナリオでは少し違います。
毒タイプはフィールドを歩くたびにHPが減る厄介な毒状態になりません。
毒状態にしてくるポケモンは序盤からビートルやニドラン、アーボなどたくさん出てくるので結構いいところだったりします。
ただつるのむちが半減されるのでチマチマ戦うことになりますが。


ヒトカゲ最大の問題は対岩タイプです。
初代には救済措置もないため岩タイプに等倍以上をとれるポケモンバタフリーのねんりき以外ありません。
一応お月見山で落ちている水鉄砲の技マシンをコラッタに使うことで弱点は突けますが、タケシの後。
ただ岩タイプは特殊が低い、序盤は相手も岩タイプの技を使ってこない、岩落としは命中が劣悪(なんと65(笑))ということもあり一応ひのこゴリ押しで何とかなるかも。

またカスミにも挑むことも当然できません。即死します。

しかし炎タイプのポケモンが草、水タイプに比べて数が少ない、中盤まで出てこない、ということもあり意外と貴重です。
(これはポケモンシリーズ全般に当てはまりますね)
ひのこのPPは25あるので長距離移動もそれなりに安心。


さて、カスミ戦ですが、フシギダネを進化させたフシギソウでごり押し。
スターミーはこの時点では超オーバースペックポケモン。スピードもパワーもケタ違い。

それもそのはず、当時の対戦史において最もメジャーなポケモンの一匹、環境の中心です。
高い特殊と素早さ、最強タイプエスパーを持ち吹雪を使える。
技マシンを使う必要がありますが、サイコキネシスと吹雪、基本的にこの二つのゴリ押しで戦えるポケモンです。
今でこそ火力不足になってしまったスターミーですが、サイコキネシスと吹雪の追加効果、急所率を考えると受けるのはすっごく難しいです。
また初代、金銀では努力値のシステムが違い、まあ今で言えば全ての能力に252振りできる感覚で、スターミーの耐久力もそこそこになっています。
影分身や自己再生によって生存率も今とは全然違います。
そんなわけで、お互いにゴリ押しをしても素早さと強力な追加効果を持つ技の前に打ち負けるって結果に。
そのための対策で、さらに速いサンダースの使用率も高かったです。

さすがにカスミのスターミーはサイコキネシス等はしてきませんが、バブル光線はしてきます。
半減できない場合は大ダメージです、AIがアホになることを祈るしかないです。
ピカチュウは弱点を突くことはできますが、水技を半減できないので向こうのパワーとスピードによって粉砕されます。

それから初代ポケモンの急所率は素早さ種族値によって決まります。
なので計算式は忘れちゃいましたが、めちゃくちゃ速いスターミーの急所率は20%を超えています。半減でも侮れない…


そんなこんなでサントアンヌ号までたどり着きました。
これだけバリエーションがあるのでそこそこ余裕。厄介な敵もいません。
ただ満遍なく育てているとどうしてもレベルが上がりにくいです。敵トレーナーよりレベルが低いのが普通。

居合い切りはサブ技に乏しいフシギダネに覚えさせました。

マチスライチュウはこれまたとても先手をとることが不可能なくらい速く、この時点では超威力すぎる10まんボルトをぶっ放してきます。
フシギソウを壁にしてじっくりやろうと思いましたが、急所にヒット。急所率15%以上かな?強烈。
全滅か!?とおもいましたがローテーションして何とかマンキーの高火力を当てることができたので勝てました。


その後クチバシティのジュンサーさんからゼニガメを貰えます。ではゼニガメの話を。

ゼニガメは最もバランスがとれています。無双したい!スピードクリアしたい!ならばゼニガメを選びましょう。
水技は通りが非常によく、またノーマル技と合わせると全てのポケモンに等倍以上をとることができます。
覚える技は水鉄砲ですが、ハナダジムで貰えるバブル光線を使うことで火力を強化することが可能。
(バブル光線はちょっとだけ貴重な技マシンではありますが、特殊なルールのペルシアン専用に近いです。)

弱点が草電気だけというのもいいところで、草技は終盤まではマダツボミのつるのむちくらいに気をつけておけば問題ない。
また電気技は基本的にはコイル、ピカチュウしか使ってこない上に最高威力でも電気ショック止まり。
とってもタフなところも無双しやすい点。
(不意に出してくるレアコイルに注意)


ここでバイバイバタフリー……
捕獲用状態異常はピカチュウの電磁波になります。

さあディグダの穴をゼニガメのレベルアップと共に攻略していきますが、このときの手持ちのレベルは最高でも25程度だったかな。
ここで昔はだいたい全滅しました。
ディグダの穴には低確率でレベル33のダグトリオが出てきます。レベル33!?
しかもダグトリオはめちゃくちゃ速いのでまず逃げることができません。おまけに穴を掘るは威力100と超威力。
これをマチス対策に使った人も多いのでは??
出てきたら全滅するなぁって思っていました。しかし!!ここでピジョンが役に立ちます。
穴を掘るの隙にピジョンにチェンジ!その後穴を掘るをかわし吹き飛ばしで退散!
危なかったー。
(リメイク版では穴を掘るの威力が下がっていますがそれでも強いです。おまけに特性蟻地獄のせいでディグダからでも逃げることができない面倒なところになっていたり…)

ちなみにディグダダグトリオは非常に速く、対戦でそれなりに人気がありました。
また自力で切り裂くと地震を覚えるので技マシン無しでも強くて、子供たちにも使いやすいポケモンです。


そんなこんなでイワヤマトンネルを抜けてシオンを抜けてタマムシシティへ。
パチンコ屋の地下のマフィアのアジトを制圧します。まあ基本的に相手よりレベルは下回っていますが、苦戦はしません。
ここで中盤、レベル30くらいまでの手持ち状況の話をします。


ピカチュウバージョンのイワヤマトンネルの前の草むらにはコイルが出現します。赤緑青はビリリダマです。
ビリリダマは自力で一切電気技を覚えませんが、コイルの場合電気ショックを覚えるので電気タイプとして使えます。
しかしこれ以上の火力の技を覚えません。スパークとか放電とかありません。
あるのは10まんボルトという貴重な技マシンのみ。
よってシナリオで電気タイプは全然使えないのでした…。

しかし!ピカチュウバージョンのピカチュウは原作リスペクトで10まんボルトを自力で覚えます。レベル25だったか26で。
この時点で威力95の技は超強力で能力が低くともピカチュウが素晴らしい戦力になります。

カメールは噛みつくを覚えます。
水タイプと相性の良いノーマル技(初代は噛みつくはノーマルタイプの技です)でそこそこの威力なのでこれまた素晴らしい。
カメールが使いやすい理由の一つです。

マンキーはレベル28でオコリザルに進化します。だいたいこの時点ではまわりのポケモンに比べて能力が高いです。
空手チョップとけたぐりで粉砕しまくり。ただ耐久力は低いまま…

ピジョンはロクな技を覚えませんが、タマムシシティに来て空を飛ぶの秘伝マシンを入手したことでようやく飛行タイプとして開花します。
飛行タイプの技はゴーストタイプに有効な物理技、というのが重要です。

フシギソウは長い間、PPが10しかないつるのむち一本で使いにくいポケモンでした。
(ただ耐久力は高いのでここぞ!という時には便利です。強敵用ポケモンとしての運用でした。)
しかし!レベル30でついに葉っぱカッターを習得!
急所に当たりやすい威力55の技なので実質110!!PPは25!!タイプ一致威力110の技なのでもう向かうところ敵無しになります。
例え半減されても1/2程度ならごり押しできます。毒状態にしてくる相手の場合、毒耐性のあるフシギソウでゴリ押しするのがベストな手段。

さて、手持ちポケモンがそこそこ覚醒していく中取り残されるのがリザードです。
ひのこ一本、しかもフシギソウより特殊が低いので使いにくい。
ナゾノクサ等を倒しきれず粉系の技で状態異常にされ……という有り様。
もう少し辛抱して使う必要ありです。


エリカは空を飛ぶでごり押し。状態異常がめんどくさいものの、今までに比べたら火力は低めです。

さてポケモンタワーをのぼっていきます。
ここでライバルが登場しますが、ライバルは死んだラッタの供養をしに来た、というのが有力な説。
ライバル戦は手持ちをグルグルさせれば問題ないです。


ポケモンタワーではゴーストタイプ、というかゴースとゴーストと多く戦うことになります。これが結構くせ者です。
初代のポケモンは特攻と特防が「特殊」としてまとめられています。なので今のゴースと比べて特殊耐久力が段違いに高いです。
ゴーストにノーマル格闘技は効かないので手持ちポケモンではピジョンの空を飛ぶ以外、特殊技で挑むことになります。
まあ当然一撃では倒せず舌で舐めるで麻痺してめんどくさい!ナイトヘッドで確実にダメージを与えてくるのでさらにめんどくさい!

というかこの手持ちに限らず、初代ポケモンではエスパータイプポケモンディグダ以外、大ダメージを与えられません。
それどころか覚える技がほとんどノーマルタイプのみで有効打ゼロのポケモンがほとんど。
後々のシリーズでは大抵そういうポケモンたちは「かみつく」か「おいうち」などの悪技を覚えるようになります。

まあそんなこんなで「技マシンを縛る場合」は結構苦戦するポイントとなります。
技マシンを縛らない場合、つまり穴を掘るを使えばなんてことはありません。一撃で倒せます。
まあそれを自力で覚えるディグダは無双できちゃいますね。ただ少しPPが不安なのでしっかり回復。
またエスパータイプも有効です。初代ポケモンではエスパータイプにゴーストタイプの技は効果がありません(設定ミスったって噂…)
舌で舐めるをくらって麻痺することがないです。


そんなこんなでいろいろクリアー、13番道路~18番道路までのサイクリングロード、サイレントブリッジのトレーナーを一掃してサファリゾーンで秘伝マシンを入手します。

ここで厄介なポケモンなサイクリングロードのポケモンです。
毒タイプということもあり、毒状態になるのでとても厄介です。フシギバナでゴリ押し。
ただベトベトンはさらに厄介です。

この時でもやはり手持ちのレベルは敵トレーナーより低いので雑魚トレーナーとの戦いでもそこそこに苦戦しますが、このベトベトンはさらに別格。
小さくなる戦法を使ってきます。

今では小さくなるは回避率二段階アップですが当時は影分身と同じく一段階アップ。
しかし初代ポケモンでは回避率一段階アップで命中100の技が60くらいまで落ちます。全然当たらねえ…
二回三回と詰まれたらマジで当たらねえ……
必中技も当然存在しないので非常に厄介な戦法。

この戦法が当時の対戦シーンでも頻繁に見られました。
テレビでポケモン対戦を放送していましたが、あまりの影分身戦法で「攻撃がはずれた!」のシーンの連続、そのシーンはカットしていくことに。
全国ネットで泥仕合を見せる展開が頻発しました。


ここでフシギバナリザードンカメックスに進化します。
初代ポケモン的にはこの三匹は非常に能力が高いです。バランスがとれていて使いやすい。
他のストーリーで使えるポケモンでここまでの能力を持つポケモンは少ないですね。

そしてここでリザードンが切り裂くを習得!!
切り裂くは急所に当たりやすい技で威力70、実質威力140という超強力技。しかも命中は100。
しかし炎技は相変わらずひのこのみです。タイプ一致込みでも威力60。
大抵の場合、切り裂くのほうが与えるダメージは例え弱点を突いたとしても上です。

切り裂くは急所技最強として対戦シーンでも使われました。特にタイプ一致で速いペルシアンが99年大会では猛威をふるっていました。
本当の急所技最強はクラブハンマーだけどキングラーの特殊はお察し…
このころゴッドバードには確か何の追加効果もなかった気がします、確認してないけど。

それからピカチュウバージョンではリザードンが空を飛ぶを覚えます。赤緑青では単なる邪魔な存在だった飛行タイプにも意味が生まれました。
威力は70なので等倍なら切り裂くのほうが上ですが。
以降物理の高火力アタッカーとしての活躍になります。

カメックスには波乗りを覚えさせました。
水タイプが使いやすいと言われる理由に、高火力のこの技が秘伝マシンである、ということがあげられます。
10まんボルトはたった一つの技マシンしかないのに波乗りはズルいですね(笑)
それから怪力もカメックスに覚えさせました。相性が良いので。

ピジョットは遅れて翼で打つを覚えました。
今では威力60PP35というシナリオ主力技として有名ですが、初代ポケモンの翼で打つは威力35。
こんなクソ技を今更覚えてもらっても困る。

オコリザルがこのあたりから耐久力と火力に悩まされていきます…


サファリゾーンではケンタロスの捕獲にチャレンジしましたが失敗しまくるので諦めました。
当時のアニメではサトシがケンタロスを30匹ゲットします。
この光景は当時の子供たちの憧れでもありましたね…。

ケンタロスはこの時代、最強のポケモンでした。「闘神」と呼ばれ金銀時代までポケモン界の頂点に君臨します。
(アドバンスでは最強ではないもののまだまだメジャーなポケモンでした。)

それは破壊光線がとにかく強力だったこと、耐久力がそこそこにあったことが理由かな?ついでに最強技吹雪も使えます。
破壊光線は相手を倒せば反動無しの超強力な性能でした、サブ技に強力技の地震を備えています。
当時物理技といえばこの2つでした。
のしかかり(+のしかかり)+破壊光線でだいたい倒せます。急所率が高くや追加効果もあるのでどうしようもない。

そして今では特攻45ですが、当時の特殊は今の特防の70の値、努力値が全てに振れることもあるのでそこそこの数値でした。

ちなみに現代超最強ポケモンガルーラですが、こちらは今の特攻の数値が特殊の数値だったため、耐久力が低く使われることはあまりありませんでした。


さて、とりあえずセキチクジムとヤマブキジム…その前に空手道場をボコボコに。
このころの格闘ポケモンは最悪の性能です。インファイト!なんていう強力技もなく跳び膝蹴りも全然の威力。
何より特殊の数値がめちゃくちゃ低くて紙耐久です。もう悲惨なんてレベルじゃない。パルシェンもびっくり。
金銀以降特攻特防と分かれた時、初代の特殊が特攻に当てられ、特防はそこそこ高めに設定されました。


いよいよジム戦ですが手持ちとのレベル差がいよいよヤバい。
ピカチュウバージョンはちょっとトレーナーのレベルが高いのが特徴です。

セキチクジムは毒タイプのジムですが、雑魚トレーナーが出してくるのはほとんどエスパータイプ
半減することができないので大ダメージを受けながらも切り裂く等で何とか倒していきます。
ジムリーダーは毒タイプなのでそれほどでもない、とりあえず殴れば倒せる。ダンジョン内じゃないので毒はもらうけどポケモンセンターに行けばいい。


ヤマブキジムのほうはケーシィユンゲラーフーディンのレベル50軍団。ちなみにこちらは40もないです。

フーディンは最強のエスパーポケモンミュウツーは除きます)として対戦でも非常に人気でした。
とても速くて特殊もアホみたいに高い。
サイコキネシス一本でいけるため技スペースに空きがありリフレクターや自己再生で耐久力も完備。
(ちなみに初代ポケモンではリフレクターを覚えるポケモンがとても多かったりします。)
物理耐久は弱点だけど先制して急所追加効果もあるので、逆に確2でやられることも。

ヤマブキジムでサイコキネシスゴリ押しされたらひとたまりもなかったかもしれませんが、案外アホなので助かりました。
リザードンの切り裂く様々です。
サイコウェーブはとりあえずしょぼい技です、たまに大ダメージ受けるけど。


さてさてグレンタウンへと波乗りしていきます。
双子島を通るか!と思いましたがあまりにめんどくさかったので素直にマサラタウンから波乗りしました。

ポケモン屋敷は結構トラウマ。音楽が怖い……
ていうか当時の僕はこういうダンジョン類が苦手で、トキワの森すらクリアーできず友達にやってもらったり。
ポケモン屋敷も怖いしわからないしでポケモンに詳しい女友達に手取り足取り教えて貰いました。
あの頃が全盛期になるだなんて………


ここまでくるとさすがにピカチュウが能力不足、オコリザルピジョットも物足りなくなってきました。

グレンジムはレベルは負けてるもののなんてことはありません。リザードンカメックスで勝てます。
ここのクイズは印象的で懐かしい。
しねしねこうせん!が実際の技になることは教育上良くないのであり得ないと思いますが。
大文字は火傷率30%となかなかに強力な技、まあ貴重な技マシンなのでリザードンには使いません。


さて、トキワジムですがもはや完全に消化試合。葉っぱカッター無双できるなら全然手ごわくないです。
葉っぱカッターフシギバナは特殊の高さもあいまってはっきり言って完全に別格の強さ。
このゲーム内において威力とPPのバランスを考えると間違いなく最強です。
ですが、後半のジムリーダーに弱いの問題点。
エリカには1/4でさすがに分が悪い、キョウにも分に悪くモルフォンからエスパー技が飛んでくる。
ナツメもサイコキネシス、カツラは大文字と相性が悪いです。
多少相性が悪くてもそのへんの雑魚トレーナー相手には無敵の強さを誇るのですが…。


いよいよチャンピオンロードです。
敵が強いのと何となくゴローン捕まえようと思ったら自爆で致命傷を負ったり…
ただ初代の自爆は確か威力130くらいです(笑)
初代ポケモンはリメイク版とも違い、ファイヤーがチャンピオンロードにいます。
割と普通に立ってるので、なんだこれ??って話かけてしまっていきなり戦闘が始まりうわぁ!ってなったことがあります。
ファイヤーは初代では火炎放射は覚えません。炎技は炎の渦のみです。
サンダーファイヤーフリーザーともに捕まえた後レベルを1つ上げることで技を覚えるのですが、
レベル51でサンダーは雷、フリーザーは吹雪と超強力技を覚える中、ファイヤーはなんと「にらみつける」を覚えます(笑)

チャンピオンロードを抜けた時点でだいたいレベル45~48程度。
ここでリザードンが火炎放射を覚えてようやく(つーか遅すぎ)ひのこ一本から卒業して炎ポケモンとして覚醒します。
まあ炎が効くポケモンがこの先出てこないわけですが……

これから四天王に挑むわけですが、レベル差がさすがにキツいなぁと思っていましたが、思い切って特攻することに。
今まで全滅は一度もなく、戦闘中の薬を一度も使わずにきているのでそれはまもりたい……


四天王第一戦。カンナさん。アニメではオレンジ諸島で登場。
氷タイプの使い手ですが水タイプとの抱き合わせが多いしそもそも水タイプもいます。
吹雪は当時最強の技として暴れまわっていました。
威力120命中90凍り3割。
命中率が90もあります。大文字ハイドロポンプに比べても強力です。
ちなみに初代ポケモンの凍り状態は解除されることがありません。実質瀕死です。
積み技を使われる可能性があるのでそれ以上かも。
対戦シーンではとりあえず吹雪をぶっぱするシーンが散見。吹雪覚えるならとりあえず吹雪、運良けりゃ即死。なのでケンタロスも吹雪。
その吹雪に対する唯一の対策が凍らない氷ポケモンを使うことだったり…
超絶スーパー強力技だったため、金銀では命中70凍り1割で氷も溶けるようになりました。

さらに氷に強いはずの炎タイプですが、初代ポケモンでは「今一つ」ではなく効果は普通です。
リザードンは飛行を持っているので抜群になります。飛行タイプ完全に邪魔。

そんなこんなで氷技を抜群で通すポケモンの使用率は非常に低かったです。

さて、氷技は抜群で通すけど冷凍ビーム一発なら耐えられると踏んで葉っぱカッターや、あとは10まんボルトをぶつけます。
この当時はパルシェンも今より特殊耐久が普通にあるのでとても厄介。ラプラスには総力戦。全体的に足が遅いのが救いです。
ルージュラはどうやって倒したんだっけ……カメックスとかも使ったかな。
ルージュラは氷エスパーという最強タイプの組み合わせで催眠持ちと技は強力でした。
ただ物理耐久がなさすぎて、ケンタロスよりは遅いってことでそれほどの人気はありませんでした。


二戦目はシバ。ウーハー。
格闘ポケモンイワークの使い手。
ボーナスステージとして子供たちの息抜きの場に。
特殊低すぎるしいちいちプラスパワーとか使って隙を与えてくれるので楽勝。遅いし。


キクコ。アニメではのちのちにトキワジムに現れるめちゃくちゃ設定。
ゴーストタイプとゴルバットとか。
催眠術がとにかく怖いです。
この頃の眠り状態は起きたターンには行動できず、次にまた先制されて眠らされるという強力ループ。
夢喰いで大ダメージ大回復します。眠ったらとりあえず交代。夢喰い空振りを祈ります。
催眠術を外してくれたのでチャンス。なかなか危なかった……
はっきり言ってしまえば、やはり地面技があれば楽チンです。
この頃のゲンガーは浮いていません。


4人目、ワタル。
アニメではポケモンGメンとして金銀編やルビサファ編で登場、もはや設定は適当だ。
破壊光線男、だけど破壊光線してこなかった……
ピカチュウギャラドスに強い!と言われますが、普通に10まんボルト一撃じゃ足りません。返り討ちです。
まあ前座のドラゴンもどきたちは大したことないのですが、カイリューは非常に厄介でした。
ドラゴンタイプはフシギバナリザードンカメックスのメイン技が効きづらいので、普通にやってると非常に苦労します。
吹雪大文字雷をぶっ放してくる凶悪仕様。
ですがこれを外してくれてラッキー!宿り木の種も使いつつの持久戦で何とか勝利。

ポピュラーな対策は氷技で一撃、冷凍ビームの技マシンを惜しむことなくカメックスに使えば余裕でしょう……
吹雪があるので冷凍ビームの技マシンをケチる意味は薄いのですが。

結局カイリューは非常に能力は高いのですが、氷に弱いのが致命的であんまり強くありませんでした。
またカイリューはレベル55で進化のため、大会では「レベル50~55のポケモン、ただし3匹のレベルの合計155以下にする」というルール。
つまりカイリューを使うと残り2匹はレベル50にしなければならない、というとても使いにくいポケモンでした。


ラストのライバル戦、曲がかっこいい。
ラストのほうが割とあっけなかった……レベル差はすごいあったけど普通に勝てました。
だいたいレベル50くらいでエンディング、全滅せずに行けました。良かったです(^∇^)


この後、ハナダの洞窟に行ったり、無人発電所などの伝説のポケモンを捕まえたりします。
まだしてないけど………

ちなみにフシギバナはレベル55で眠り粉を覚えます。催眠術より命中率が高く強力で捕獲に便利。
今ではもっと早く覚えますが、催眠は強力ということで初代は遅くなっているのでしょうか…。

それからリザードンはレベル55で炎の渦を覚えます。
ここまで触れませんでしたが、初代のまきつくなどの拘束技はポケモンの入れ替えは可能ですが、たたかうを押しても「◯◯の攻撃はまだ続いている!」と出て拘束ダメージが発生、こちらは技が出せなくなります。
先制まきつくで延々とハメられてしまいます。
特にリザードンは拘束持ちでは速いほうのでそこそこ使えなくもないです(でもケンタロスより遅い…)
最速はギャロップだったかな?


総括!

ひさびさの初代ポケモン、とても楽しかったです。ピカチュウバージョンは御三家全て使えるのでそれも楽しい!
ピカチュウは戦力にならなくなってくるけどそれでも最後まで使えた!10まんボルトの演出が大好きです。


フシギバナリザードンカメックスの評価をまとめると…

序盤のジム戦!火力、眠り粉のフシギバナ!!

攻撃範囲、対応力ならカメックス!!

切り裂くのリザードン……

となります………。

基本的に対戦ではあまり強くないです。
フシギバナは火力と耐久力が高く眠り粉も使えるので強いと言えば強いけど、エスパーと氷という最強タイプに弱いのが致命的。
カメックスは特殊が高くないのでパワーも耐久力もしょぼいです。
リザードンは氷に弱いわ特殊もしょぼいわで非常に厳しい。

特殊が分かれてないので結構特殊至上主義的。
ド忘れは瞑想2回分になりとてつもない強化になったりします。そのために急所狙いの葉っぱカッターをぶつけるとかも。



以上、僕の初代ポケモンプレイ日記と初代ポケモンの紹介でした。