じにつくす’s blog

単にいろいろ書きます。

玉蹴り代表の話 今の日本は無戦術すぎる

日本、コロンビアに惜敗!!の感想。

ジャパンズウェイ(笑)を笑うために見ているダメなファンです。

 

お互い442(4231)、ややこしくないので見る側としてはありがたい。

キャプテン柴崎!!ずーっとクラブで構想外の人間が不動のレギュラーって周りの人たちはどう思ってるんだろうか………

開始直後の決定機どんなだか忘れました爆

柴崎さんいつも守るべきスペースどころか自分の背後も見ていない………

まずコロンビアの守備がめちゃ緩いです。サイドハーフ、どこですか!?そら気持ちよく中島もドゥーアンもドリブルできますわね。

コロンビアの左サイドバック、もしかして一番下手?

コロンビアの攻撃が右に偏る。でも左サイドバックが下手だからなのか、日本の追い込みが良いのかわからない……

日本はめちゃくちゃ突撃志向だけどこれはこれでいいような気もしてくる。でも個人個人でやるだけでバラバラ感がすごい。

コロンビアがサリーダラボルピアーナを試み始めるけどなぜってレベルで下手……

サイドバックの裏にハメスが下りてくるようになった。

日本も柴崎がサリーダラボルピアーナを始めるが結局東口が鈴木武蔵にロングボールを蹴ってしまう。

武蔵が結構体を張ってくれたからいいものの中盤にデカいスペースができていたので非常に危ない形。

とにかくコロンビアのSHが帰ってこない前半でした。

 

後半からだんだん日本の2トップの守備が怪しくなる。

別にこの二人に限った話じゃなくて後半途中から日本のFWって俺どこにいけばいいんだ?っていう状況多い。

やたらとディフェンスラインに下りる柴崎。でも二列目の連動がないので中央にデカいスペースが。

またしても柴崎の1人サリーダラボルピアーナで中央にデカイスペースが!?その状態で昌子がロングボールを蹴ってしまう。

そこからコロンビアのチャンスが生まれてPKに。判定はまあ親善試合だしどうでもいいや。

香川小林が投入、柴崎のサポートをできる人が入りました。コロンビアが引いてくれたこともあってまあまあ攻められるように。

柴崎がディフェンスラインに下りて攻撃を組み立てていると言えば聞こえはいいけどどちらかと言えば香川のおかげ。

とりあえず数打ちゃ当たる的な攻撃をするもチャンスらしいものはそれほどなく終わり。

部活のがまだマシじゃね?みたいな日本。体育の授業か!?でも代表は難しいのよねぇ。

 

 

  • やればやるほど悪くなる恐れを感じる……

まず、スタメン2列目があまりにも全員突撃型なので香川のほうが単純に良さそうに思えました。というか10番様の帰還をマスコミがものすごい煽っていたんだから当然スタメンだと思ってました(笑)

それでもこの2列目を選択したということはこれまでの突撃を良しとしていると見て間違いないでしょう。でもそれって結構危険じゃないか?という話。

個人のスキルで剥がせてシュートができる!というのは良いことですが、全員ソロホームラン狙いでブンブン振り回している感じに見えます。

チームとして相手との駆け引きをしたり、個人を活かすための構築がなければ対策されて冷温停止

今の日本代表の2列目は「オープン戦ではガンガン撃ったけどシーズンが始まると外角のスライダーにめちゃくちゃ弱かった助っ人」って感じがします。

無理矢理行かずに止まる、パスにする等の選択がなく常に突撃。サイドバックとの関係、ボランチとの関係もお構い無し。

また、彼らがのびのびプレーできるようにチームを作っているかといえばドリブルやシュートのコースを潰すこともしばしば。

これじゃあさすがに対策されてしまいます。アジアカップでの苦戦理由も中島の不在だけじゃないはず。このままだと悪くなる一方じゃないかしら。

彼らが快適にやれる仕組みがなければ弱点だけがどんどんバレていく!!

それがないから今の代表を好きになれないんです。選手が窮屈だもの。

 

  • 不動のボランチ、柴崎のプレーは良いプレー?

2列目の三人に加えて柴崎も不動のスタメンということでおそらくこのチームは柴崎中心なのだろうと思って見ています。

にしてもずっとベンチ外なのに今回も呼ばれてキャプテンってやりすぎだと思う。それだけ絶対的な信頼を寄せているのでしょう…

というわけでこれまでの柴崎のプレーの一つ一つに対して森保監督がどう評価しているのか気になります。

もちろんそれぞれの行動に一長一短あります。

しかし!それにしてもタッチライン際に行って戻ってこなかったり、それどころか駆けあがってみたり、ダブルボランチの選手がやったら普通の監督なら嫌いそうなものなのですが。

柴崎の空けたスペースを埋める仕組みもないというか、そもそもカバーしきれないでしょうという………

 

また柴崎は頻繁にボールをもらいに下がるのですが、周りの連動がイマイチでそのあたりの仕組みを選手全員に落としてこんでいるのか疑問でした。

CBの間に落ちるならCB(特に昌子)はもっと開かなければなりませんし、柴崎が落ちたスペースは南野らが連動してカバーしなければいけません。中島がたまにカバーしていることはありましたが、それも散発的。

柴崎もCB二人でボールを持てているにも関わらず猛ダッシュでボールを受けに来るという無駄な動きも非常に多いです。無駄な可変は陣形が乱れることもありますし、体力も浪費します。

また柴崎が下りている時に東口がロングボールを真ん中に蹴ってしまうという最悪の選択も何度か見られました。鈴木武蔵が競り負けていたら、パスがずれていたら柴崎が空けた中央のスペースを使われます。

柴崎にそこまでの速度で元のポジション戻って守備をする力はありません。てかマスチェラーノでも無理!アルゼンチン対クロアチアを見れば明らかです。

そして失点につながるPKの前も「柴崎がディフェンスラインに入っている時に、昌子がアバウトなロングボールを対角線に蹴ってしまいスペースを簡単に使われて侵入される」というものでした。

その後、香川と小林が入りコロンビアが守りに入ったため日本の時間帯もできましたが、

この時解説者の方が「柴崎がディフェンスラインに入って攻撃を組み立てている」と解説していました。

ですが柴崎のおかげではなく柴崎の空けたスペースを香川と小林が埋めるようになったからです。ロシアワールドカップでは柴崎の動きに香川は連動できる場面もありましたよね。

でもこういうことは誰がやっても同じにならなくてはいけません。それが組織というものでしょう。

 

改めて柴崎のプレーは良かったのかということと、柴崎が絶対的で中心選手ならば柴崎が快適にプレーするための構築があったのか、ということをこのチームに問いたいです。

ここまで代表戦も何試合もやっています。にもかかわらずそのような仕組みを感じられません。

先ほど挙げた2列目の問題と同じく柴崎もまた一人でやっているように見えました。

 

 

  • ちなみにサリーダ・ラボルピアーナは好きじゃない

ディフェンスラインに落ちる動きをまあこんな呼び方をするのですが、個人的にはこのやり方嫌いです。まあこれは好みの範囲ですけどね。その話しようと思ったけど長くなったからまた今度!

ただ!!代表という限られた中でこのように連動の求められるやり方はどうよ?と思います。

ここまでの僕の意見に対してそりゃあいくらでも反論できると思います。僕自身でも出来ます。

でも"そこをそうするからこっちをこうする"というようなやり方は代表サッカーでは合わない気がするんですよね。

今夜の試合は先発総入れ替えも示唆されていましたが、またチームが変わってしまうのではないでしょうか。こんなの何回やってもしょうがない、戦術が無さすぎますよ。

戦術に良い悪いはあります。ハリルホジッチのやり方にも良い悪いだってありましたよ。でも無は勘弁して!!