ここのところのサッリへの疑問は尽きない。
ただ"ジョルジーニョは2000本パスしてもアシストが無い"などちんぷんかんぷんな意見があったり、どれもしっくりは来ないので自分語りをします。
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1つ良くなったところをあげるとすればジョルジーニョの守備力が上がった気がすること
ジョルジーニョの守備力が上がったのか、周りのポジショニングがよくなったのか、そもそも守備的な戦い方だからなのか、わかりませんがここ1ヶ月で結構良くなった気がします。
ただ千切られてはいけないところではファールで止められるようになったと思いますし、疲労もある中での向上なのでそこはポジティブに捉えています。
気のせいだろと言われたらそれまでだけどね(笑)
僕はこの現象がとにかく嫌いなのでイライラしてしまいます。ゴール前に人がいなくてどうやって点を取るんだ。
この1ヶ月ずーっとそうで改善される気配がありません。アザールのゼロトップだから当たり前なんだけど。ペドロがエリア内に一人でいてどうするんだ。酷いときは本当に誰もいない。
こうも毎試合続く理由もわかりません。パスした後ゴール前に行くだけでも変わるのに………ランパードが恋しいわね。
あとチビッ子だらけなのにゴール前へ速いクロスで勝負することもなくエリア内で足元待ちではね。
まず目につくところはここなんじゃないの!?ジョルジーニョを抑えられたら~とかどーでもいい。
アロンソがフリーでクソクロスを上げるがそもそも誰もニアに飛び込まないので何をしようが無理ですし、誰もいないのでアザールが突破しようが何も起きません。
こんな時に飛び込んでくれるのはカンテですが、左から攻めている時はジョルジーニョの側にいてほしいらしいし。
イグアインで解決するのか、イグアイン一人いても他がエリアの外足元では……
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毎回ファーストプレスを空転されられていること
インサイドハーフが前に出て442になって守備をする形をとっていますが、特に強豪とやる時は見事にはずされて一気にエリア前でジョルジーニョが晒されています。
シティ戦後半は引きこもっていましたがあれは単なる思い付きか?
結局MFが走って無意味になりゴール前まで運ばれるというJリーグ下位クラブのような守備を何度もしています。本当に情けないというかコバチッチとカンテがかわいそうです。
1度くらいなら誰かがサボってるか上手くいってないのかを疑っていましたが、1ヶ月間何かが変わる様子もなくコバチッチとカンテの無駄走りが続き、ジョルジーニョの守備をボロクソ叩く無限ループです。
こうも同じだと監督のサッリそのものを疑わざるを得ません。そろそろ解答を見せてほしい。
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そして上記の2点は戦術や選手に寄らないということ
この2点は"戦術"も"選手"も関係ありません。1度や2度なら選手の責任ですが、1ヶ月改善が見られないのでそりゃあサッリの責任を追及したくもなります。
サッリのサッカーは緻密ということなので尚更。なのに現状まるで選手が個人で判断していく属人的なチームを設計しているように見える。
ジョルジーニョが2000本パスしようがエリア内に人がいなかったらどうにもなりせんよ。もちろん一撃必殺のパスが出せないジョルジーニョにも問題はありますが、その前に問題があります。
(セスク級の選手なら何かできるかもしれません…が、セスクはその道では紛れもなくワールドクラスってかナンバーワンと言っても過言ではないのでセスク級を求めたり探したりするのは困難でしょう。)
そして守備力は個人のほうでは改善の兆しを感じているのでやはりその前のコバチッチやカンテの無駄走りの改善をすべきでしょう。
サッリ、てめえのせいでジョルジーニョがボコボコに叩かれてるんやぞ!?
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60分コバチッチ→バークリーから見る準備の無さ、そして相手への敬意のなさ
これ、僕が相手の監督なら腹を抱えて笑います。勝ってても負けててもこれ。この交代ならまあ大きな戦術変更はないよねwwって。
そして次にジルーを入れてきたところで44のブロックにして相手のSBのクロスを封じて終わり。
こんなの、やる前から勝負がついている。一体この試合にどんな準備をしてきたのか。
チェルシーを、サッリをリスペクトし、それに合わせたゲームを組んできたポチェッティーノとエメリに完敗。あとモウリーニョにも完全に封じられていましたね。
そしてチェルシーを舐めていたグアルディオラには勝てた、それだけ。
こちらは相手のチームを本当にリスペクトしていたのか。リスペクト……リスペクト……リスペクト………
ジョコビッチが錦織にめちゃくちゃ強い理由はそれだけ錦織をリスペクトしているからですよ。
これだけ自分たちのサッカー(笑)に終始し、相手を無視し続けるのは、やりたいコンボのためだけにしか戦わないエンジョイファンデッカスと同じです。ソリティア。
そしてこの敗戦後サッリは「スパーズ戦もアーセナル戦もメンタルの問題だ」と激怒しました。確かにメンタルの問題はありましょう。
しかしチェルシーはいつものやり方でしか戦わず、対してポチェッティーノやエメリはしっかり対策をとってきたことは事実です。
これをメンタルだ!などと公にすることはリスペクト精神の欠如です。相手が見えていない。
我々はチェルシーだ、ラージョ・バジェカーノじゃない。