ちょっと忙しくて全然見れませんでした全仏オープン。
意外とジャイキリもなく(多分サーシャが初没くらい)順当な感じ。あとゴファンが不運だった……日本にもファンが多いのに。
錦織はフィジカルに問題をかかえているようなので初戦で負けかなと思っていたんですけど苦しみながらも勝ち上がり。初戦で負けるかもと思って錦織の試合だけは最初から確認していました。
三回戦、チョンという負けたら2ちゃんねるが賑わいそうな名前の選手を相手にもう負けか!?というところで恵みの雨。
ベルダスコには松岡修造「もう無理だ」と言ったところからカムバック。なんだまだ体力あるじゃん!
そしてベスト8でマレーに敗退。終わってみれば第8シードとして仕事を果たしたことに。フィジカルに問題がある中、上出来なんじゃないかな?
でも修造さんの言うとおり、錦織はあのメンタルではまだまだ優勝には遠いと感じさせられました。錦織だけでなく錦織周辺のランキングの選手全般に言えることだと思います。
自ら流れを変える、奮い立たせることが出来ず、相手が落ちてきたことによって調子を取り戻していくパターンしかありません。
錦織の場合には流れが悪い時は"良いときなら入っていた"ショットを打ってどんどんミスをしていきますよね。ああいうときには中央に返していく「シコっていく」こともしてほしいなって思います。ジョコビッチはこれが特に上手かった。
あるいはリターンの位置を大きくずらしたりスライスとスピンを使い分けたり、とにかく相手のタイミングをずらしていくパターン。
自分は気持ちよく打てているけど、その球が相手にとっても打ちやすい球になっちゃうってことはよくあります。
パーン!って打ったらパーン!!って返ってきてとれない!ってのはクレーだとよくあるやつ。
そんな中、何度かGS制覇経験のあるワウリンカはやっぱりメンタル強いなって思います。ここ一番のメンタルがすごいし死んだままになることもあんまりないかも?
あとはタフネス。疲れたし引退しようかな、とか言ってたのが信じられないぞ。
マレー対ワウリンカはマレーが3セットまではゾーンに近い状態でしたが、そこでも食らいついてチャンスを伺い、ファイナルセットでは圧倒。元気すぎる………
ワウリンカがビッグ4に肉薄する理由を見た気がしました。特に4セット5セットからレベルが上がるのは凄まじい。
ちなみに僕は失速しないワウリンカの打球は好きですね。スピンしか習ってない僕には真似できない……
ティーム対ジョコビッチ見たかった……どうだったのかな?
ティーム対ナダルは見たけど………あれは(笑)
ナダルさん、セットをとられることなく優勝。1セットで5ゲームとられることなく優勝。強すぎる。
プロ対アマ、高校生対小学生を見ているよう。ズルい。