じにつくす’s blog

単にいろいろ書きます。

強すぎるレアル、どうしたユベントス

欧州サッカーはこれにて閉幕。なかなか珍しいエキサイティングな決勝(*^-^*)前半はある程度ユーベのペース?ただ後半はレアルマドリーが完全に圧倒したと言える気がします。 

 

ユベントスは非常に安定しているというイメージだったので、今回の決勝はユベントス有利だと思っていました。レアルもユベントスには相性がよくないってイメージあったし。

イグアインが絶好機を外しレアルが先制するも、ダニーロがアクロバティックボールウォッチャーと化してマンジュキッチにケチョンケチョンにされる、って展開を予想していました。

(まあダニーロではなくカルバハルが間に合いましたけど、それでもマンジュキッチは活躍しましたね。)

しかしユベントスはCL決勝にとにかく弱く、逆にレアルはとにかく強い、という不吉なデータが……

それと、レアルはもう優勝カップいらんでしょ(笑)という感情、CLの連覇は不可能というのを崩してほしくないという感情もあってどちらかと言えばユベントス寄りでした。

しかし蓋を開けてみればユベントスが4失点(3点目で勝負あり、4点目はおまけかな?)

これはかなり驚き。だってこれまで1000分以上でたった3失点だったチームが90分で4失点ですよ?堅守のユーベがどうしてここまで崩れたのか、意見をたくさん見てみたい。

 

ユベントスの試合は全然見ていなかったのでよくわかりませんが、この試合では基本的にずーっと間延びしているように見えました。

ハイプレスは機能して敵陣でボールを奪うことには成功していたので前半はそれなりにユーベペースでしたけど、攻守の切り替えが半端なく遅い…。ボールロストしたときに4人棒立ちとかしちゃあかんでしょ。

後半バルザーリおじさんを狙い打ちしてラインを下げさせたらもう上がってくることもなく、でも中盤の位置は浮いたまま。

ハッキリいって"堅守"には程遠いなぁと思いました。90分間で守備の堅さを見せた場面は1分足りともなかった気がする。

 

まあもちろん決勝という舞台で萎縮してしまった?というのが一番の理由かもしれませんが。

特に大舞台に弱いと評判のイグアインイグアインのまま、それとピアニッチは完全にメンタルをやられていました。

 

でもここまでユベントスが空転したのは戦術的な要因があったんじゃないかなぁって思うんですよね。ジダンの思惑が上手くいき、アッレグリには大きな誤算があったんじゃないかと。

 

監督ジダンはローテーションをして選手のコンディションを維持しつつ、モチベーションも保つのが上手かった、と評価されています。

でもジダンマドリーの戦術について詳しく解説しているものはびっくりするほど見たことがありません。適材適所に選手を並べたとかペレスに屈せずカゼミロを起用しているとかそんな程度。

なんか寂しいというかなんというか。

 

イスコのポジショニングがとても良かったのでしっかりとした戦術的準備がありそうですし、そのあたりを色眼鏡で見ずに分析してほしいです。